tg
pr
ro
tg
起きたらそこは主人様の部屋のベッドで、主人様が心配そうにこちらを見ていた。
tg
目元は少し濡れていて、思い出したらまた涙が出そうになる。 いつか現実になりますように。
そんな俺を心配して、主人様は震えた声で聞いた。
pr
tg
主人様は安堵したように俺の手を強く握って、泣いていた。
久しぶりに夢を見た。 俺はずっと眠っているのに、夢を見たことが無かった。
いつも花畑の中でゆっくり息をする。 時々機械音が聞こえたりするが、ここにはそんなものは無い。
ただ、何もすることが無く、誰もいない。 大きな声で歌っても誰に届くわけでもない。 だた、歌声が響いて、なんだか切なくそのうち消えていく。
眠っていると言う自覚はある。 けれど、どうやって起きれば良いのか分からない。
今日、今がいつかも知る術は無いが、tgがいた。 その辺を散歩していたら学校があって、入ったらいつの間にか一度も暮れたことがなかった日が暮れていて空は橙色に染まっていた。
教室に入ると、tgが居て、机に突っ伏し眠っていた。 それで起きた時、俺を見て、驚き瞳を丸くしていた。
すぐに泣きそうになっていて、俺は勝手に口が動いていた。 俺は思い出した。 こうやって眠る前、最期にtgと話した場所はここだった。
学校を出て、公園を抜けた先に花が満ちた通りがあって、 いつもそこから帰ってた。
家に帰る前、いつも寂しそうな、悲しそうな顔をしていて、 ここで時間を潰す事もザラだったっけ?。
俺はtgと約束をした。 必ず起きて、tgを守る。
まぁ、tgは吸血鬼と___の___だから、俺の手助けがなくても。 、でもそれはそれだ。
ro
ちゃんと約束を果たすからな。
コメント
4件
文が天才すぎる…っ! roくぅぅん…目覚ましてくれよぉッ __の__めちゃ気になるっ 楽しみにしてるねっ
なんかすごく切ない……😢 roくん早く目を覚ますといいな……! てか、話変わるけどアイコン変わった?めっちゃ可愛♡