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私の最初の友達と初恋

第1話 - 私の最初の友達と初恋

2020年12月13日

#恋愛

#恋のライバル

しーあ

友達が誰1人居ない私にはじめて友達ができた。

その人はいつも私の味方でいてくれた私の初恋の相手

彩

おはよう...。（小声）

彩

私は高校2年生
友達が誰1人居ない

みのり

内井さん！

彩

あっ...。はい...。
なんですか？

みのり

今日の居残り掃除
内井さんやってくれない？

彩

えっ...。
私、当番じゃないんだけど...。

みのり

いいでしょ？
内井さんどうせ暇でしょ？
いつも放課後教室に
1人で居るじゃん？

彩

いや...。えっと...。それは...。

みのり

って事でお願いね！

みのり

やらなかったら先生にチクるからね

彩

えっ...。ちょっと待って...。

彩

行っちゃった...。

彩

最悪...。でもやらないと...。

放課後

彩

はぁ...。やるか...。

彩

大体なんで私が...。

優

やっべー
教室に忘れ物したー

優が教室に向かいました

優

あー
忘れ物したー

彩

あっ...。

優

ってうっちーなんで居るの？

彩

あっ...。えっと...。
居残り掃除！

優

えっ？今日当番じゃないよね？

彩

相原さんに任されちゃって

優

そっかー

彩

...。

優

ひとりじゃ大変だろ？

彩

いや...。大丈夫

優

俺もやる

彩

えっ...。いいの？

優

おう！

彩

あっ...。ありがとう...。

優

てかさー
うっちーっていつも1人だよな
仲良い子居ないの？

彩

うん...。
友達1人も居ない...。

優

じゃあさ！
俺がうっちーの最初の友達になってやる！

彩

えっ...。

彩

いいの...。こんな私と...。

優

いいって！
うっちーっていつも
目立ってないけど
可愛いよ？

彩

えっ...。（恥ずかしい...。）

優

本当に！
他のクラスの子が気にかけてたぜ

彩

そっか...。

優

そろそろ終わりにするか

彩

うん

結月

えっ...。
なんで優が居残り掃除
内井さんとしてるの？
これはみのりに伝えなきゃ！

彩

じゃあ私はこれで...。

優

ちょっと待って！！
一緒に帰ろーぜ！

彩

えっ？

優

いつも1人だろ？

彩

うん...。じゃあ

優

よし行こー

駅前にて

女子学生1

ねぇ！！
あの人めっちゃカッコイイ！

女子学生2

本当だ！

女子学生1

隣にいるのは彼女さんかなぁ？

女子学生2

彼女さんもめっちゃ可愛くない？

女子学生1

いいよね...。カレカノは

結月

...。帰りも一緒とかヤバい...。
これはみのりの怒りが...。

彩

南くんの家って私の家と近いの？

優

多分近いと思う

彩

そうなんだ

彩

あっ...。ここ私の家...。

優

ここか～
結構いい家じゃん笑

彩

そうかなぁ？

優

じゃあ俺の家とやっぱり近いわ
俺ん家ここから300mくらい先かなぁ？

彩

そうなんだ

彩

あの...。南くん！！

優

うん？

彩

今日はありがとう！！！！

優

いいってそんなの笑

優

あっそうだ！！
連絡先交換しない？

彩

いいよ？

優

はい！交換っと！

彩

ありがとう

優

じゃあまた明日な！

彩

うん...。バイバイ！

優

バイバイ！

次の日の放課後

結月

内井さん

彩

はい...。

結月

ちょっといい？

彩

はい...。

体育館裏にて

結月

連れてきたよー

みのり

来たか...。

彩

あっ...。相原さん

みのり

昨日なんで1人で
居残り掃除しなかったの？
しかもなんで優なの？

彩

えっと...。それは...。

みのり

うるさい！！

彩

...。

みのり

私はね、あんたが嫌い
なんで優に近づくの？

彩

えっ...。別に近づいてない...。

みのり

嘘付くな！！

みのり

もういい...。
結月やるよ

結月

ほーい

彩

いや...。やめて...。

みのり

これでいいだろ？
思い知れ！
次、優に近づいたら
タダじゃ置かないから！！

彩

はぁ...。痛い...。

彩

はぁ...。歩けない...。
ここひと通り少ないから誰も来ない

彩

雨...。

彩

冷たいなぁ...。
このまま死んじゃうかも...。

彩は気を失った

彩

...。

優

起きたか？

彩

...。！！

彩

なんで南くんがここにって
ここは？

優

俺ん家

彩

あの...。ごめんなさい

優

えっ何が？

優

俺ん家親いないからそういうこと
気にしないで

彩

あっ...。うん

優

それより足大丈夫？

彩

うん...。歩けると思う...。

彩が歩こうとした時

彩

えっ...。

優

...。

彩

南くん？

優

ごめん...。
守れなくて

彩

えっ...。

優

こんなに苦しんでるの見たら俺
耐えられね

彩

...。

優

俺さー
ずっとお前に言いたかったことが
あった

彩

何？

優

俺はお前が好きだ

彩

えっ...。

彩

...。

優

泣いてるのか？

彩

泣いてなんかない
ただ嬉しくて...。

優

お前は俺の事どう思ってるの？

彩

あの日からずっと気になってて

優

そっか！
俺たち両思いだな

彩

うん

優

改めて俺と付き合ってくれませんか

彩

こんな私で良ければよろしくお願いします

優

ねー！
お互い下の名前で呼ぼうよー

彩

えっ...。

優

彩

優

あーやの方がいいか？

彩

あっ...。えっと...。

優

照れてる笑

優

ほら早く俺の事も
南くんじゃなくて優って呼んでよ

彩

...。優...。

彩

やっぱり無理...。
恥ずかしいって...。

優

...。

彩

えっ...。ちょ...。

2人の唇が重なる

彩

...。

優

ごめん...。我慢出来なくて笑

彩

もう...。

優

笑笑

私にできた友達は初恋の彼氏本当にありがとうこれからもずっと優のことが大好き

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しーあ

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