𝒞 💙
タッタッタッ──
どれだけ走っただろう
永遠に続く道と
吸えない酸素
バレた
バレたんだ
頭が真っ白になった
僕の性別
今までの人生
バレちゃったんだ…
𝒮 💗
ギュッ──
彼は長い手で僕の手を掴んだ
𝒞 💙
𝒮 💗
𝒞 💙
僕は耐えきれなかった
涙が零れてしまった
𝒞 💙
𝒞 💙
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒞 💙
𝒮 💗
𝒞 💙
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒞 💙
彼の優しい言葉に
心の氷が溶けきってしまった
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
彼の言葉に僕は
膝から崩れ落ちた
𝒮 💗
ギュッ──
𝒞 💙
𝒞 💙
𝒞 💙
𝒞 💙
𝒞 💙
𝒞 💙
僕は訴えるように彼に言った
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒞 💙
彼の真っ直ぐな言葉と
真っ直ぐ僕を見る目に
僕は完全に惹かれてしまった
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
𝒮 💗
スタスタスタッ──
彼は言うこと言って
回れ右をして歩いていった
𝒞 💙
状況が読み込めず
困惑してる中
精一杯の声で彼を呼び止めようとした
でも僕のか細い声は
波の音によってかき消された
僕は結局家に帰り
ソファに寝っ転がった
𝒞 💙
𝒞 💙
𝒞 💙
しかしそれでも僕は
状況が読めなかった
ピコンッ──
𝒞 💙
スマホの画面を見るなり
僕は気が重くなる
𝒞 💙
しかし僕は
スマホの画面に指を走らせ
いつの間にか彼に電話をかけてた
プルルルッ──
𝒞 💙
プルルルッ──
𝒞 💙
プルルルッ──
𝒥 🧡
𝒥 🧡
𝒞 💙
僕は出てくれた安心に
涙が溢れた
𝒥 🧡
𝒥 🧡
𝒥 🧡
𝒥 🧡
𝒞 💙
𝒥 🧡
𝒥 🧡
ブチッ──
ツーッツーッツーッ──
ジェルくんは店名だけ言って
電話を切った
スタスタスタッ──
𝒞 💙
僕はボロボロと泣きながら歩いた
人目も気にせず
スマホを握りしめて
袖で涙を拭いながら
とぼとぼと店に向かった
通り過ぎてく人達は
流し目で僕を見ていた
しかし1人だけ僕の名前を呼んだ
?
𝒞 💙
コメント
5件
ブクマ失礼します!!!!!!!!!
誰だ?気になる
ブクマ失礼します!