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山崎楓
どうして…何も変わってくれないの……
山崎楓
記憶を無くしてもあんなことを見ても貴方は私に好意を持つ
山崎楓
でも私達は交わらない方が……
鈴木隼人
俺はどうして楓がそんなに悩んでいるのか分からない。
山崎楓
きっと貴方は私の気持ちは、分からないよ
鈴木隼人
うん､､､
鈴木隼人
だから教えてくれよ！
山崎楓
！！！！
鈴木隼人
(ん？今言った言葉前に何処かで……)
山崎楓
ふっ､､､
鈴木隼人
おっおい！また泣いてんのか？
山崎楓
わかったよ！隼人に全てを話す。
山崎楓
その中にはきっと思い出さない方がいいことも沢山あると思う。
山崎楓
それでも思い出したい？
鈴木隼人
ああ！楓の話が聞きたい！
数分後
鈴木隼人
楓……。
山崎楓
思い出した？
鈴木隼人
まだよく分からない所も正直あるけど、楓！この気持ちは、はっきりした！
鈴木隼人
楓が好きだ！
鈴木隼人
楓でが助けてくれたことも
山崎楓
辛くない？
鈴木隼人
確かにいじめられてた頃の記憶は、悲惨なものだけど楓といるから怖くない。
鈴木隼人
それにしても俺、記憶無くしても楓のことは好きなまんまだったな！
山崎楓
は…恥ずかしい
鈴木隼人
なぁ……
山崎楓
ん？
鈴木隼人
俺のこと好き？
山崎楓
……。
鈴木隼人
嫌いか？
山崎楓
そんなことない！好きだ……よ
山崎楓
隼人が好きだよ！
山崎楓
でも私は年を取らないから隼人の死んで行く姿を見なきゃいけない。それがすごく辛い
鈴木隼人
(楓は、色んなことを考えてくれてたんだ…)
山崎楓
でもね、それでも私は…
鈴木隼人
楓
ギュッ
山崎楓
え！？
鈴木隼人
ごめん。俺何も考えてなくて、でも俺も楓が好きだ！
山崎楓
……ふふ。隼人は、いつも私の想像を越えてくるから反応に困るよ！
鈴木隼人
ははは。ごめん。
数時間後
山崎楓
流石にそろそろ帰らないと……
鈴木隼人
ああ！そうだった！やばい母さんに見つかったら怒られる〜！
鈴木隼人
急がないと！
鈴木隼人
じゃあな！楓。
山崎楓
待ってるよ！ずっとここで！
鈴木隼人
あちゃ〜やっぱりそうなっちゃったか〜
母
こら！そんなこと言ってる暇があるなら勉強しなさい！
鈴木隼人
は〜い
鈴木隼人
(家に帰った後結局母さんにみつかってしかも記憶が戻ったと言うともうカンカン！)
鈴木隼人
(でも嬉しそうだった)
鈴木隼人
(母さんは、俺のことも色々考えてわざと学校に行かせなかったり)
鈴木隼人
(一番自分が辛いはずだけれどゆっくりと俺に時間をくれた)
鈴木隼人
(俺が壊れないようにしてくれたんだ。)
鈴木隼人
母さん。
母
ん？
鈴木隼人
ありがとうなぁ！
母
！！！！
母
あんたって子は､､､
久々に見た母さんの泣き顔は、悲しい時との顔とは違ってとても輝いていた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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