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なんで信じてくれないんだよ

第57話 - その意味は_____　バトエンII

1,022

2025年01月27日

#ご本人様には関係ありません

#amnv

#mz

#ak mz pr tg at kt

#嫌われ

こはる

今回もまぜ太くんのネタを書いていきたいと思います！

こはる

最終回！！めっちゃ長いです！w

こはる

注意事項！

⚠注意⚠ ・辛い言葉があります・まぜ太さんが苦しそうにしてたりします・口調がおかしいところもあります・体調不良表現あります・その他諸々あります嫌な方は回れ右をお願いします！それでもいいよという方、見てください！

こはる

設定は一話を！

こはる

それでは…START

あっとSide

ぷりっつ

そんな……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

うわぁぁぁん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

っ……ふっ…、う…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんなの泣き声が部屋に響く

あっきぃ

うぅ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

おれ…の……せいだ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

（また……思い詰めて……）

あっと

ちがうよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

あっきぃの…せいじゃない……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

でもｯ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

（ﾋﾞｸｯ

あっきぃ

おれが……あの…時……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

（『まぜ兄を突き放さなかったら』…でしょ……？）

あっと

っ、……（ｽﾀｽﾀ

あっと

（あっきぃの言いたいことも分かってる……）

あっと

（でも…それは……、あっきぃのせいじゃない……）

あっと

（それでも…あっきぃは自分のせいだと思うだろう……）

この先…

ずっと________

あっと

ｯ……！（ｷﾞｭｯ…（あっきぃを抱

あっきぃ

あ……ぇ…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

あと…に……？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

大丈夫……あっきぃの…せいじゃない……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

_____して……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

大丈夫……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

________してよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

え…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

離してよｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

（ﾄﾞﾝｯ（あっとを押

あっと

あっ…き……？（ﾄﾞｻｯ

あっきぃ

ｯ……

あっきぃ

まぜ兄を傷つけた…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

俺に……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

俺に……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

慰められる資格はないｯ……！！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

ｯ……

あっと

（つたわら…ない…）

あっと

ちが…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

ちがうｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

そうじゃないだろ…！？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

あっきぃｯ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

（ﾋﾞｸｯ

あっきぃ

ｸﾞｽｯ

あっきぃ

…だって……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

……おれ…、は……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

『まぜ兄を傷つけた』…、だろ……？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

う…ん、…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

…傷つけて……追い詰めて……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

結局ｯ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

…けっ…きょく……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

…こう…なって……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんな（ーあきまぜ

（ｷﾞｭｯ（あっきぃを抱

あっきぃ

え……、

あっきぃ

なんで…よ…、なんでｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

はな…してｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

ひとりでｯ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

ひとりで…、背負う必要はないだろ…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

そうだよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

僕たち…、兄弟……でしょ…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

辛いことも…、責任も……ぜんぶｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

分けあおうよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

おれも……まぜ兄の辛さを分かっててみんなに隠してた……、（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

俺の方が…最低だ…、（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

あき兄の……、せいじゃないよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

それも…ちがう…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

ちぐのせいでも…あっきぃのせいでもない……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

俺らの父親と…、学校でまぜに暴力をふるったあいつらがわるいんだよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

あっきぃとちぐのせいじゃない……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜと…はなそう…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

一秒でも長く…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

ｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

う……ごめんｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

あり…がと……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太Side

あっと

なんで隠してたんだ…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

教えてよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

うそ…だよね…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

なぁ…まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

ね…ぇ……ﾀﾋなないよね……？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

（なんでバレたのかな…）

この暗闇をなんと言うんだろう

まぜ太

_____

言葉は出ない体も

まぜ太

……

動かない… でも言葉は聞こえる

まぜ太

夢…か……？

夢というには生々しい

まぜ太

（幽体離脱…的な…？）

現実味のない言葉が頭をよぎる

なにもわからない状況でもこれだけはわかった

俺が……

ﾀﾋの間際にいること

まぜ太

（もうそろそろ…なんだよな……）

辛いし、悲しい

それなのに涙ひとつでない空間で

そう…思った

まぜ太

（ﾊﾟﾁ……

まぜ太

（俺にも…、もう一度朝が来た……）

まぜ太

………？

視界がおかしい

まぜ太

右…目……？

まぜ太

あ～…、右目…かぁ…（ﾎﾞｿｯ

今日は右目が見えなくなったらしい

まぜ太

半分ぐらい見えないんだけど……

まぜ太

どうすんのこれ……（苦笑

ｺﾝｺﾝｯ

まぜ太

（あと兄…かな？）

まぜ太

は～い

まぜ太

どうぞ～…？

ｶﾞﾁｬ

まぜ太

え…？えぇ…！？

まぜ太

なんでみんな……

みんなは黙ったままだった

まぜ太

…てか、目赤くね？

まぜ太

（泣いてたのか……？）

まぜ太

（じゃあ…、バレt……）

あっと

まぜ

まぜ太

あ、うん

まぜ太

なに？

なるべく動揺を見せないように答える

あっと

これ……な…に…？（震

まぜ太

………？

まぜ太

（見え…にくい…、）

半分ぐらいが見えない視界で必死にピントを合わせる

まぜ太

！！

あと兄の手にあったのは俺の日記だった…

まぜ太

あ～あ……

まぜ太

遂に…、バレちゃったかぁ……（苦笑

あっきぃ

……ね…ぇ……うそ…だよね…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

（こうなるって……）

まぜ太

（泣かせるって…分かってたから隠してたのに……）

まぜ太

…、ごめんな…

ちぐさくん

じゃ…あ……ほんと…に……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

なんで…や……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

…ごめん……

けちゃ

ぐすっ……うっ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんなが話すなかあと兄は黙っていた

まぜ太

みんなには隠しておきたかった…

まぜ太

だからお医者さんにお願いした…

まぜ太

『黙っててくれ』って……

あっきぃ

どう…して……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

伝えても…みんなが幸せになることはないから……

まぜ太

かな…？（苦笑

あっと

ｯ……

あっと

（ｽﾀｽﾀ

ぷりっつ

あと…にぃ…？

あっと

（ｷﾞｭｯ（まぜ太の胸ぐらを掴む

まぜ太

へ…？

あっと

パァン（叩

まぜ太

え…？（ｼﾞﾝｼﾞﾝ

頬がジンジンと痛む

久しぶりの感覚…

あっと

俺はｯ……！！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

（ﾋﾞｸｯ

あっと

俺は黙ってて欲しいなんて言ってない…！！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

みんなと話したよ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜがどんな思いでこの事を隠していたかって……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

あとにi…

あっと

どうせｯ……！！！

あっと

俺たちのためなんだろ！？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

……

あっと

でもｯ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

俺たちの中で一人も隠していて欲しいなんて思ってない…！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

っ……

あっと

むしろ言って欲しかった……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜに弱音を吐いてほしかった……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

辛い…、かなしい……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

『ﾀﾋにたくない』

あっと

___って……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

っ……

まぜ太

（ぜんぶ…分かって……）

あっと

俺たちは医者じゃないから…

あっと

だから……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜを…、助けてあげることは俺たちには……できない……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

でも……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

その痛みを一緒に感じることは……できる……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

………共感は…できる……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

……

あっと

なぁ…まぜ……

あっと

まぜを傷つけた俺たちが言えることではないのかもしれない……

まぜ太

っ…

まぜ太

それはちがu

あっと

だけど…、

あっと

辛い時は『辛い』って……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

…悲しいときは『悲しい』って言ってくれよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

一緒に悩んで迷って……

あっと

一緒に……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

ｯ……！

あっと

一緒にｯ………！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

（ｷﾞｭｯ（あっとを抱

片手でしか抱き締められないのがもどかしい……

まぜ太

ごめ…ん……（ﾎﾟﾛｯ

まぜ太

ごめん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

うっ……うぅ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜ……（ｷﾞｭｯ

あっと

まぜｯ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

ごめん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

ﾀﾋなないで……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

もっと……まぜと…したいことｯ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

あったのに……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

うん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

ごめんね……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

っ……（ﾎﾟﾛ

まぜ太

（ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ（あっとの背中を叩く

あっと

ふっ……（ｸﾞｽｯ

まぜ太

落ち着いた……？

あっと

…うん……

あっと

（ｽｯ（まぜ太の頬に手を伸ばす

あっと

ごめん……痛かったよな……

まぜ太

うんん…大丈夫……

まぜ太

お陰で…なんかすっきりしたから（ﾆｺ

あっと

そっか……（ﾆｺ…

あっきぃ

う～……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

まぜ兄…、ごめんなさい……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

ごめん…まぜちｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

あ～、…

まぜ太

みんな…

まぜ太

泣きすぎ……w

まぜ太

ごめんな……（苦笑

あっきぃ

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんな（ーあとまぜ

（ｷﾞｭｯ（まぜ太を抱

まぜ太

うわっ……（ﾋﾞｸｯ

ぷりっつ

まぜ兄……いやや……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

ごめん…なさい……俺のせいで……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

もっと……一緒に……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

まぜ…にぃ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

みんな……（困ったように笑う

まぜ太

ごめんな…（苦笑

まぜ太

ぷり……泣くな…

まぜ太

今日は…一緒に居よ……？

ぷりっつ

おん……絶対やで……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

ちぐ……？

ちぐさくん

んぅ…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

ちぐのせいじゃないから…（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まぜ太

ちぐはなんの責任も感じんな（ﾆｺｯ

ちぐさくん

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

まぜにぃｯ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ（ｷﾞｭｯ

まぜ太

…ww（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まぜ太

けちゃ兄……

まぜ太

一緒に…したかったこと……

まぜ太

俺もたくさんあるけど…多分今はもうできない……

けちゃ

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

だから…もし…俺が転生でもしたら

まぜ太

一緒にしよう…？（ﾆｺ…

けちゃ

っ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

えへへ…約束…だよ……？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

まぜち……（ｷﾞｭｯ

まぜ太

ん…（ﾅﾃﾞ

まぜ太

あっきぃ？

あっきぃ

なに…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

あっきぃも責任は感じんなよ？

まぜ太

あっきぃのせいなことなんてなんもないし（ﾅﾃﾞ

まぜ太

大丈夫……

あっきぃ

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

俺は自分で選んだ『大切なもの』を守っただけだ（ﾆｺｯ

まぜ太

もちろん、その『大切なもの』にあっきぃもいる

あっきぃ

うっ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ太

だから…自分を大切にしてくれ…（ﾆｺｯ

あっきぃ

ごめん……あり…がと……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

（ｷﾞｭｯ……

まぜ太

ん…（ﾆｺ

キーン

まぜ太

うっ……（ｽﾞｷｯ

みんな（ーまぜ太

まぜ兄！？/まぜち！？/まぜ！？

まぜ太

（なん…か…急に……目眩が……）

まぜ太

（視界が…ゆれ…て……）

まぜ太

（意識…が……）

まぜ太

（も……むり……）

俺はわかった……

これが

みんなと話せる

最後なのだと

まぜ太

だい…すき……だよ……（ﾎﾟﾛｯ

まぜ太

（ﾊﾞﾀﾝｯ（倒

みんな（ーまぜ太

まぜ兄！/まぜち！/まぜ！

ちぐさくんSide

お医者さんは言った

ちぐさくん

（もう…できるのは……）

あと一日を延命する延命治療だけ… って

それでもしますか…？

ちぐさくん

（って……）

ちぐさくん

そん……な……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

いや……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜっ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

もう少し……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

俺たちはお医者さんに答えた

みんな（ーまぜ太

お願いしますっ……

って……

目が覚める保証はない……

ちぐさくん

（それでもｯ……）

そばに居たい……

ぷりっつSide

まぜ兄は集中治療室に入った

まぜ太

………

ピッ…ピッ…ピッ

ぷりっつ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガラス越しに見えるまぜ兄は

たくさんの管に繋がっていて

ぷりっつ

（生きている…というより……）

生かされている

ぷりっつ

（ように見える……）

ぷりっつ

（実際……そうやし……）

ピッ…ピッ…ピッ

病室に響く機械音がまぜ兄は生きているということを教えてくれる

ぷりっつ

約束……したのに……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

まだ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

…一緒に……いてや……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

いやだよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

透明なガラスに阻まれて触れられない

あっと

まぜっ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

まぜちｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

（まぜ兄は…俺たちのことをどう思ってるんやろ……）

ぷりっつ

（『大切なもの』…？家族……？兄弟……？）

ぷりっつ

（それとも……）

（出会わない方が良かった……？）

ぷりっつ

ｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜ兄がそう思ったならそれでいい……

もう関わりたくないというならそれでもいい……

ぷりっつ

（それでもいいから……）

ぷりっつ

（だからｯ……）

ぷりっつ

ｯ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

（目を……覚まして……）

ぷりっつ

お願い……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃSide

僕たちはまぜちのそばにいる

けちゃ

（だけど……）

触れることはできない

まぜ太

…………

けちゃ

（代われるならば代わりたい……）

けちゃ

（僕…お兄ちゃんなのに……）

けちゃ

（まぜちにお兄ちゃんらしいことのひとつもしてあげられなかった……）

後悔しても時は戻らない

けちゃ

っ…、（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まぜちにしてあげたいことは…… たくさん…あったはずなのに……

けちゃ

いやだよ…、（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

（まだ…まぜちになにもできてない）

してあげたいこと…… 一緒にしたいこと…

けちゃ

まだ……いかないで……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっとSide

あっと

（まだ…いかないで…）

俺たちはそう願った…

あっと

（でも……それは……）

まぜが望んだだろうか…

あっと

（それは…わからない……）

まぜに生きて欲しいって俺たちが言うなんて

自分勝手で自己満足…… 分かってる

あっと

（それでも…俺は…、）

あっと

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

（俺たちは……まぜと…生きたい……）

もし一生に一度のお願いが叶うのならば

あっと

（どうか……）

神様……、まぜを…まだ……連れていかないで…

あっと

うっ……っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃSide

ピッ…ピッ…ピッ

あっきぃ

（まぜ兄は俺のせいじゃないと言った…）

あっきぃ

（だけど…）

あっきぃ

（俺があの時……まぜ兄とちゃんと話していたのなら…）

今……目を開けていただろうか…

あっきぃ

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

後悔だけが胸に残る

あっきぃ

（なんで…おれは……）

あっきぃ

（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

（まぜ兄は……俺を……）

俺を『大切なもの』って言ってくれた

あっきぃ

（嬉しかった……）

あっきぃ

（だけど…それと同時に…）

そんな資格はないと思った

まぜ兄に『大切なもの』と言われる資格も… みんなに慰めてもらう資格も

あっきぃ

（俺にはない……）

あっきぃ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

…起きてよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

（謝りたいことがたくさんあるんだ……）

あっきぃ

（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくんSide

ちぐさくん

（あっきぃは自分のせいだと言った）

でも…それはちがう…

ちぐさくん

（だってまぜ兄がこうなったのは……）

紛れもなく俺のせいだから…

ちぐさくん

（まぜ兄はちぐのせいじゃないって言ってくれた……）

でも…俺がもっと早くに気づいていれば……

もっと早くにみんなに話していれば……

ちぐさくん

（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

俺が…

『あいつ』に虐待を受けなければ

ちぐさくん

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あいつが居なければｯ……

俺がｯ

誤解を解けてれば……

ちぐさくん

（まぜ兄はみんなと居れたのにｯ……）

ちぐさくん

（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

俺がｯ！！

居なければ……？

ちぐさくん

（俺が…居なければ……）

ちぐさくん

（まぜ兄は苦しくならなかった……？）

ちぐさくん

俺の…せいで……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

俺が…居なければ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

違うｯ！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

ちぐが……居なければなんてことはない！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

そうだよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

ちぐ……思い詰めんな……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

そうだよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

俺は……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

ちぐに……ずっと生きててほしい……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

っ……

ちぐさくん

う…ん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

ごめん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

ごめん…なさいｯ………（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんな（ーちぐまぜ

（ｷﾞｭｯ（ちぐさくんを抱

あっきぃ

大丈夫だよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

うん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんなSide

ピッ…ピッ…ピッ

病室に響く音がやけに大きく聞こえる

あっきぃ

まだ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

もう…少し……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

約束…だろ…？（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

いやだよ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

まぜにぃ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんな分かっているのだ… もう…

『最期』が近いことを

それでも受け入れられない……

受け入れたくない

まだ…逝かないで……

ピッ…ピッ…ピッ

あっきぃ

まだ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

もう…少しｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

12時を…越えた……

ぷりっつ

ぁ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

約束は終わってしまった

ピッ…ピッ…ピッ

ぷりっつ

いや……や……もう…少しｯ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

あと……一日ｯ…！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ピッ…ピッ…ピッ

あっと

頼む……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

もう…少しだけｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ピッ……ピッ………ピッ

音が乱れる

お医者さん

不味い…！！

ピーーーーー

看護師さん

心拍停止しています！

お医者さん

電気持ってきて！！

看護師さん2

酸素が枯渇しているかと！

お医者さん

酸素上げて！！

看護師さん3

まぜ太さーん？

看護師さん3

分かりますか？（服開

お医者さん

いくぞ！！

お医者さん

1！2！3！

バンッ

ピーーーーー

看護師さん

心拍戻りません！！

お医者さん

もっかいいくぞ！

お医者さん

1！2！3！

バンッ

ピーーーーー

なんで最期の時に一番そばに居てやれないんだろう……

あっきぃ

嫌だｯ…！！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

だめだ……！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

もうちょっとｯ…！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

待ってっ……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

まぜ兄……！！（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ピーーーーーー

お医者さん

申し訳ありません…

お医者さん

最善を尽くしましたがまぜ太さんは

お医者さん

○○○○年○月○日にお亡くなりになりました

あっとSide

俺たちは散々泣いた

あのあとどうやって家に帰ってきたかなんてわからない

けど分かるのは

まぜはもう二度とこの家に帰ってくることはない

ということだけだ…

あっと

………（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

ぅ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

うぅ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

うっ……うぅ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

まぜの……遺書…みるか……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんな（ーあとまぜ

……、う……ん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

これを見てるってことは俺はﾀﾋんだんだなみんなに黙っててごめん許してほしい長くなってもなんだからみんなに言いたいことを3つにまとめた 1つ、みんなには元気に生きてほしい 2つ、責任は感じないでほしい 3つ、たまには…俺のことをおもいだしてほしい…… これだけだ… 今までありがとう

あっと

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ちぐさくん

うわぁぁぁん（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

うわぁぁ……うぅ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

うぅ……ぐすっ………うっ…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

どう…してｯ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

遺書は所々涙に滲んでいた

あれから3ヶ月が経った

あっと

おはよ…

けちゃ

ん…

けちゃ

ご飯あるよ……

あっきぃ

いた…だきます……

ぷりっつ

いただき…ます…

あっと

悪い…おれ飯いらない……

けちゃ

そっか…

ちぐさくん

ごめん…俺も……

けちゃ

うん…

みんな変わってしまった

それでもみんなで協力して暮らしている

あっと

（ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ（まぜ太の日記を見ている

俺はまぜの日記を読むことにした

毎日…毎日……

あっと

（まぜ……）

あっと

（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

後ろのページに違和感を感じた

あっと

……ん……？

文字が…ある………

そこには表に出てこなかった話がのっていた

みんなに嫌われる道を選んだとき…覚悟はしてたし、後悔はないけど、俺は…少しだけみんなに信じて欲しかったって思ったんだ… 変な話だよな…w だけど…少しだけ疑って欲しかったんだよ… まぜ太はそんなことしないんじゃないか…ってな～んて………

あっと

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

ごめん……ごめ…ん……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

みんなに見せたら余計に傷つけちゃう…

これは……俺だけの秘密にしよう…

あっと

（ごめんな…みんな……）

少しめくるとその続きがあった

この日記の番号だけど『633』にしたんだ誕生日だとバレると思ってw 数字にも意味があるんだってっ！ 6が「家族」とか…「思いやり」って意味！んで、33が「救済」、「光」、「無償の愛」って意味…！！だからこの番号にした

あっと

っ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっと

（どこまで…俺たちのことを思って……）

日記にはマリーゴールドの栞が挟まっていた

どっちの意味なのか

俺は分かった気がした___

マリーゴールドの花言葉「嫉妬」、「絶望」、「孤独」「勇者」、「変わらぬ愛」

～バトエンII END～

こはる

バトエンIIめちゃくちゃ長かったのに見てくれてありがとうございます！

みんな

ありがとうございます！

こはる

バトエンIIのあとは番外編！

こはる

皆さんおまちかねの『悪を潰そうの会』を開催します！

こはる

その後にハピエンも書くので良かったら見てくださいねっ！

まぜ太

なん話になるんだよ…

こはる

ほんとですね……

こはる

でも…書きたいので…書きます…！

ちぐさくん

優しい人！見て上げて～！

こはる

ちぐさくんっ…！ありがとうございます！

こはる

今回めっちゃ長いのでそれでは…またね～

みんな

またね～！

なんで信じてくれないんだよ

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嫉妬、絶望、孤独　勇者、変わらぬ愛。俺は嫉妬、絶望、孤独はまぜち目線　勇者、変わらぬ愛はあっとくん達目線だと思うな…あっとくん達からしたらまぜちは勇者だしまぜちは孤独だったし絶望を抱えてたから…

一気に見たからテッシュが無くなった！w山ができましたw 感動しました！バトエンお疲れ様です(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

初コメ失礼します！バトエンll お疲れ様でした！めっちゃ感動しました(T^T) よければ、仲良くしてくれませんか？...

こはる

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なんで信じてくれないんだよ

第57話 - その意味は_____ バトエンII

第57話 - その意味は_____　バトエンII