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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ルイト

俺には二つ下の幼馴染がいた

ルイト

兄弟みたいなもんだった

ルイト

ずっと一緒にいられる、

ルイト

そう思ってたのに

ルイト

あいつはそれを裏切った

ルイト

運命はひどく残酷なものだとあの日初めて知った

ルイト

去年の夏

ルイト

すごく暑い日に一緒に遊び約束した

ルイト

俺らずっと一緒な!笑

???

そーだね!笑

???

約束!

ルイト

ん!

ルイト

じゃ明日も遊ぶか?

???

遊ぼ!

ルイト

わかった笑

こんな感じの日々を毎日続けていた

だけど俺が15になったある日突然LINEしてきた

ルイト

はぁ、部活疲れたー。

ルイト

んぁ?

ルイト

あいつからか

???

ねね

ルイト

どしたー

???

、、

ルイト

、?

???

絶交しよ

ルイト

は、え?

???

バイバイ

???

さようなら

ルイト

あ、おい!ちょ、待て!

ルイト

????

ルイト

あいつ急にどうしたんだ?

ルイト

まあいいか

ルイト

明日家行ってみるか

ルイト

いってきー

俺はいつも通り家を出てあいつの家に向かった

歩いて

歩いて

歩いた

ルイト

あいつん家遠いんだよなあ、

ルイト

、、走るか

ピンポーン

おばさん

はーい

おばさん

ってまぁルイトくんじゃないの

ルイト

あいつ迎えに来ました

おばさん

あー、、

おばさん

ごめんね今は風邪ひいてて学校行けないの

おばさん

しばらく風邪引くと思うから迎えに来なくていいわよ(ニコッ

ルイト

あ、はいわかりました

あいつのいない学校。それが5ヶ月ぐらい続いた

ルイト

、、

ルイト

はぁあいついねぇとつまんねぇ

ルイト

、、サボるか

気づけば俺は不登校になっていた

あいつのことが気になって心配で

不安と恐怖で学校どころじゃ無かった

ルイト

ボーッ

毎日空を見てボーッっとしてるだけ

 

 

 

 

 

ある時俺の携帯に一本の電話がかかってきた

ルイト

はい、もしもし

おばさん

ルイト君?

ルイト

あ、はい俺です

おばさん

今すぐ○☆病院にきてくれないかしら

ルイト

あ、はい、わかりました

ルイト

失礼します

面会?の手続きをして言われたところに来た

シャッ

カーテンを開けるとそこには

いろんな機械に繋がれた見た事のないあいつがいた

ルイト

は、?

ルイト

これは、?

おばさん

嘘をついてごめんなさい

おばさん

風邪は嘘

おばさん

本当はね癌で入院してたの

ルイト

え、嘘だろ、?

ルイト

、、、

???

パチッ

ルイト

ルイト

???!

ルイト

???大丈夫か?

???

あ、ぅ

ルイト

大丈夫な訳ないか、

???

う、、ぁ

ルイト

ん、、?

ルイト

これ、、てが、み?

???

あと、でよ、んで、

???

大好きだ、よ

ルイト

ッ!

ピー

ルイト

は?

ルイト

おい、、?

ルイト

なぁ!起きろよ!「泣き」

ルイト

なぁ起きてくれよ、ルイカ(泣き

医者

6月10日ご臨終です。

ルイカ

。、、

ルイト

俺の隣はお前しか要らねぇんだからよ、(泣き

ルイト

、、、俺も大好きだぞ、(泣き

私もだよ

ルイト

ッ!

どこからかあいつの声が聞こえた気がした

ルイト

、、手紙、よむ、か

ルイトへ! これを読んでるって事はうちはもういないみたいだね 時間がないから手短に終わらせるね。ごめんね まず病気のこと言わなくて本当にごめんね 不安にさせると思って言わなかった。 小さい頃から一緒に遊んでくれてありがとう 寂しい時隣にいてくれてありがとう 毎日学校行く時迎えに来てくれてありがとう 怪我した時手当してくれてありがとう うちはルイトの声、性格が大好きだよ いつもありがとう。 元気でね ルイカより

ルイト

ルイト

俺も色々ありがとう(泣き

ルイト

そしてさようならまたいつかどこかで会おう(泣き

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コメント

1

ユーザー

裏話(?)〜ルイカちゃんはどーしても6月10日にタヒにたかったんだって。何でだろうね

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