第3話
キーンコーンカーンコーン
学校の休み時間
聡
琉兎〜
琉兎
あ、聡くん
聡
外行かない?
琉兎
僕用事あるので!
聡
そっか.......
琉兎
なので今日のお昼一緒に食べません?
聡
おう!じゃあな
琉兎
はい!
僕はあの手紙の続きを読むことにした
またまた僕の過去が書いてある
これは中学生の頃の話
僕は2人の先輩に生徒会に誘われた
七瀬
琉兎くん、生徒会やらない?
愛瑠
向いてる思うけどなぁ
琉兎
え!?僕が生徒会なんて...
琉兎
それに教室って...クラスの人に聞かれます
愛瑠
そんなんええやん
クラスの人達
( '-' )( '-' )( '-' )ザワザワ…
クラスの人達
琉兎くん生徒会やるの?
クラスの人達
え〜、いいじゃん!
クラスの人達
うちも賛成〜
琉兎
いや、そんなまだやるなんて...
七瀬
みんなもそう言ってるしさ
七瀬
やってみない?
愛瑠
七瀬さん、急かす必要もないですから待ちましょーよ
七瀬
うーん...まあそれもそうか
七瀬
2、3日後には聞かせてね
愛瑠
ゆっくり考えてな
琉兎
は、はい.......!
生徒会.......か
こんな僕に務まるわけないじゃん
でもみんなからの視線を感じるし...
どうしたら良いんだろ
本当はやりたい
でも心のどこかで
不安という感情が芽生えてくる
琉兎
はぁ
そしてあっという間に月日は経った
七瀬
琉兎くん、どう?
七瀬
入る気なった?
愛瑠
まあまあ七瀬さん落ち着いて
七瀬
もっと愛瑠くんもガツガツ行かないと
琉兎
あの...返事なんですけど
琉兎
お断りします
琉兎
僕なんかに生徒会が務まる訳ありません
七瀬
え...?
七瀬
てっきり入るかと思ってた...
愛瑠
まあ自分のやりたい事でもあるんやない?
少し件枠な空気が流れる
これも僕のせいなのかな...
どんどん考えがマイナスになっている
僕がいるとみんなが不幸になる
親から疫病神と言われたこともあった
僕の生きる価値ってなんなんだろ.......
君はやりたいって思ってることを
思い込みで諦めた
みんなの期待も信じてなかったよね?
その後後悔した
でももう遅かった
君は友人を失ってから
考え方がどんどんマイナスになったね
3枚目はこれで終わっている
2枚目も3枚目も
僕の嫌な過去であり忘れられない過去
こんなん普通じゃありえない
一体誰が...
僕の心を読み取れる人?神様?
そんなん非現実的か
今は考えるのをやめよう
続く
♡1000〜
なんか未来と過去行き来してんのってうち好きなんよね()