私 ハ オ 兄 チ ャ ン ジ ャ ナ イ

これはある世界のお話

事の始まりは中国、軽慶市。

『発光する赤児が産まれた』というニュースだった

以降各地で「超常」は発見され、 いつしか「超常」は「日常」に「架空」は「現実」となった。

世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在

個性を悪用する敵により混乱渦巻く世の中で

かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が

脚光を浴びていた。その職業こそ

ヒーロー

けれどごく一部ヒーローと違い

敵に憧れる者もいた

私の名は雪撫 轟雪撫

あのNo.2ヒーローである エンデヴァーの子だ

いつもこんな感じ

邪魔と見做されたら

去れや、消えろと言う

私はこんな家族が嫌いだ

雄一家族で好きなのは

燈矢お兄ちゃん

燈矢お兄ちゃんは私が生まれる前に死んでしまった

個性事故だと言う

その燈矢お兄ちゃんの代わりに私を産んだらしいけど

何もかもに恵まれなかった

それに比べて私は焦凍お兄ちゃんが大大大っ嫌いだ。

生まれた頃から

焦凍

焦凍

焦凍

焦凍って！！！

もう本当にうんざり

今日は冬美お姉ちゃんの言葉により

体育祭だけ見に行くことになった

お父さんは焦凍お兄ちゃんにしか興味がない

もう少し周り見ろっつうの、

それでは生徒代表の言葉です！

ﾊｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｯ!?

ﾌﾞｰﾌﾞｰ！！

おっとここでブーイングが始まりました！

その後色々あり

体育祭は普通に進んで行った

そう冬美お姉ちゃんから

焦凍に渡してって頼まれたもの

すると さっきのヤンキーの人がいた