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テラーノベル(Teller Novel)

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これから話す物語は私の実体験です

所々わからないところも あると思いますが 説明付けますので ご理解いただけると幸いです

自己紹介

あや

あやです
高校生1年生
(変わります)
Sくんが好き

Sくん

S
高校2年生
(変わります)
途中からあやが好きになる

あやの姉

あやの姉
高校3年生
Sくんに告られたことがある

あやの母

あやの母
50歳
パート

Kさん

Kさん
25歳
青果のいじられキャラ
嫌われている

Tくん

Tくん
高校3年生
Sくんと仲良し
あやの姉と同級生

私が高校の頃の話

(今は、社会人1年目)

高校の頃はスーパーの 青果部門でバイトをしていた。

そこには私の母と姉も バイトとして働いていた

スーパーの裏の方に いると思ってください💦

バイト初日

あやの母

ここが青果だよ!

あやの母

皆に挨拶して

あや

初めましてあやです!

Sくん

よろしくね~!

Kさん

よろしくお願いします

Tくん

よろしくお願いします!

あやの母

最初はラップの巻き方から教えるから

あや

はーい

その日は誰と話すこともなく バイトが終わった

それから数カ月後 初めて閉店作業まで残ることになった

あやの母

掃除するよ~

あや

はーい

Sくん

はーい

あやの姉

はーい

Tくん

はーい

皆でブラシを持って掃除しているとき

Sくん

あやせ!

あや

Sくん

ブラシをトントンってして、足についてる泡も落とすのにつま先トントンってして!

あや

わかりました!

私が言われた通りやった途端 姉とSくんが笑い出した

あや

なんですか

私は彼らが私を馬鹿にしているんだと思った

Sくん

いや、Kさんがやってるんだよね笑

あやの姉

あんまりこいつの言う事聞かないほうがいいよ笑

あや

わかった!

それから私はSくんともタメで話すようになった

たくさん話して、たくさん笑わせてくれるSくんを私はいつの間にか好きになっていた

それから数日後

Sくん

あやはさ、Tくんとお似合いだと思うよ

あや

なんで?笑

Sくん

いや、お似合いでしょ笑

Sくん

ね!Tくん

Tくん

さぁ~ね、

Tくん

何年後とかに皆で会った時に分かるんじゃない?

Sくん

なにそれ!プロポーズ!?

Tくん

違うわ!

Sくん

よかったじゃん!

あや

えっ??

それからというもの 私はSくんにバレないように Sくんに恋をしていた

そんなある日

あやの姉

あやさ、

あや

ん?

あやの姉

Sのこと好きでしょ

あや

えっ?なんで

あやの姉

見てればわかるし

あや

いや、ないない笑

あやの姉

あいつはやめといた方がいいよ

あや

なんで?

あや

性格もいいし、明るくていいじゃん

あやの姉

うち、あいつに告られたことあって

あやの姉

その時にSのこと好きじゃなかったから振ったら、うちのせいでとかいい出して挙句の果てには睡眠薬まで飲んでしようとしたやつだからね

あや

そう、なんだ…

あやの母

まぁ、いいやつだけどね

あやの母

そういう面に関してはね…

あやの母

辞めといたほうがいい気がする

あや

そっか…

私の家では昔から 全て母に主導権があった 特に私に対しては厳しく 家事をやらないと怒られる 指示に従わないと怒られるで 私は無意識のうちに両親に従順になっていた

それでも私の彼に対する気持ちは1ミリたりとも変わらなかった

それから数カ月後 私の姉とTくんはバイトを3年間やり遂げ、社会人への一歩を踏み出した

Sくん

いや~、あやとTくんなんでくっつかないかな

あやの母

お前いつまで言ってんの笑

あや

そうだよ!

あや

Tくんにはもったいないわ

あやの母

ほんとだよ

Sくん

えぇ~…

Sくん

あ!そうだ

Sくん

俺、東京行くことになったから俺も近頃いなくなるから

あや

えっ、?

あやの母

そうなの!

あやの母

有言実行力すごいな笑

その時私は頭が追い付かなくて Sくんの言っていることも頭に入ってこなかった

この気持ちを伝えたいのに 何かに怯えている自分がいた

そしてその時は来てしまった

Sくん

じゃあね!

Sくん

元気でね!

あやの母

おう!Sもね!

Sくん

はいよ!

Sくん

じゃあね!あや!

あや

うん…バイバイ

Sくん

そんなに寂しい?

あや

そんなわけ無いじゃん!

あや

早く行きな!

Sくん

おう!笑

Sくん

ばいばーい!

結局何もいえなかった 今、自分がこの気持ちを伝えたら 彼との関係が崩れることが 何よりも怖かった

それから数カ月 私は未だに彼への未練があった

あやの母

あやせ~!

あや

なにー

あやの母

Sがね、北海道帰ってくるって!

あや

えっ!?なんで!

あやの母

なんか失恋したのもあって、北海道のご飯食べたいって

あやの母

しばらくはこっちにいるみたいだよ

あやの母

それで何だけど、お出迎えいかん?

あや

えっ!行く行く!

あやの母

S~!

Sくん

えっ!お出迎えしてくれたの!?

あやの母

うん!

Sくん

てか、あやもいんじゃん!

あや

よっ!

Sくん

びっくりなんだけど!

あやの母

こっちがびっくりだわ!

Sくん

なんで

あやの母

こんな早く帰ってくると思わんやん

Sくん

確かに笑

Sくん

へぇ~、びっくり笑

あの時と変わらない彼の姿に 安心した

それから数日後

Sくん

あや~!

あや

おっ!どうしたの?

Sくん

いや~、元気かなって

あや

元気だよ!

Sくん

ていうかお出迎えしてくれたときびっくりした笑

Sくん

まさかあやまで来てくれると思ってなかった

あや

そうなん笑

Sくん

でさ、俺好きな人できたんだよね

あや

うん…笑

Sくん

誰か当ててみて

あや

は!?無理に決まってんじゃんそんなの

Sくん

いいから

あや

ん~、東京の子?

Sくん

違う

あや

えー、

あや

出会い系?

Sくん

違うわ笑

Sくん

ヒントあげるか?

あや

うん

Sくん

今、話してる人

あや

えっ…

Sくん

ん?

あや

えっ、あや?

Sくん

あたり~!

あや

えっ!ガチで?

Sくん

うん!まじで

Sくん

返事は急がないから

あや

わかった…

まさか告白されるとは 思いもしなかった

次の日私はSくんからの告白を おっけーした

何も考えずに

あや

ねね

あや

大体1ヶ月くらい前の話なんだけど

あや

Sに告られた

あやの姉

は?!

あやの母

まじか!

あやの母

あいつ誰でもいいんだな

あやの姉

返事は?

あやの姉

おっけーしてないよね?

あや

うん、振った

この会話で私は彼に別れを告げようと思った

あや

ごめん、S

あや

別れよ

Sくん

えっ?なんで?

Sくん

俺、なんかした?

あや

違うそうじゃないの

あや

うちはこの状態だとSのこと幸せにはできない

Sくん

俺のこと好きじゃなくなった?

あや

違うよ

Sくん

じゃあなんで?

Sくん

俺は何があろうとあやを幸せにしたい

Sくん

あやのこと絶対幸せにするから

あや

ごめん!

あや

Sがうちのこと幸せにしてくれても、うちはSをしあわせにはできない

あや

お願いだから別れて

Sくん

あやがいないと

Sくん

あやがいてくれるだけで俺は幸せだよ?

あや

S…お願い

Sくん

わかった、彩が望むなら

あや

ごめんね

それから私は数週間自分の部屋で泣いていた

私が彼に別れを告げた本当の理由は 親とか姉の口から彼の悪口を 聞きたくなかったから どうしたらいいかも自分では判断できなくなっている自分が情けなくてこんな自分と付き合っていたら彼までも不幸になりそうで怖かったから

彼の持つ明るい性格も ユーモアがあるところも 人を笑わすことができる才能も 全部大好きだった

それから2年 私は今でも彼を思い続けている

あやの母

あや!

あや

ん?

あやの母

Sね!前言ってた彼女と結婚するって

あや

へぇ~、そうなんだ

あや

おめでとう

あやの母

それにしても早いよな

あやの母

すぐ離婚しそう笑

あれから彼は 兵庫に移り住みそこで出会った 早く結婚したいから、早く家から出たいことを理由に近づいてきた女の人と付き合い、2ヶ月も経っていないのに結婚した

あやの母

まぁ、おめでただね!

あや

うん

きっと、これからも私は彼の事を忘れることはないと思う。いつか帰ってきた時にあの時のことを謝りたい。この諦めきれない私の最後の“恋“を墓まで持っていくことにした

私は今でも彼のことが好きです 正直、早く離婚すればいいのにとか 思ったこともありました。 後悔先に立たずという言葉の意味を初めて実感した体験でした

どれだけ彼に想いを寄せていてもこの恋が実る確率は相当に引くものであると思います。それでも私は自分に正直に生きていくことを決めたので、彼がもう一度振り向いてくれることを願って自分磨きをしようと思います

私はあの約1ヶ月で確信したのは 決して彼は私と遊びで付き合っていないと言うことです

私の母は遊びだと言っていました

それでも私がそう思ったのは 彼の言動でした

付き合って間もない頃 彼は私の母に挨拶がしたいといい出したのです笑

そこからして遊びで付き合っていないことがわかりました

また、別れたあとの数日間は連絡を取り続けてくれたこと。私だけにアーティストの曲をプレゼントしてくれたことです。

私はその曲やそのアーティストのことが今ではとても好きになりました

私は本当に後悔しかありません

私みたいな失敗を皆さんにはして欲しくないので、後悔しない選択をしてください。

見づらいとかあったと思いますが 最後まで見ていただきありがとうございました

この作品はいかがでしたか?

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