ひな
スパ……((
○○
元、ですが格闘家でした。
ジミン
へ〜!格闘家だったんだ!
ユンギ
……○○だけこっちに来い
○○
わかりました。
○○
---適当にやって---
ユンギ
お前、本当は元、格闘家じゃないだろ
○○
いえ、本当に元、格闘家です
ユンギ
嘘をつくな。本当はスパイなんだろ
○○
スパイ?そんなものこの世には存在しません。
ユンギ
じゃあなんでさっきひながスパ……って言ったんだ?
○○
スパイクを履いて格闘をしていたので
ユンギ
………………………
○○
(さすがにこの嘘はバレたか?)
ユンギ
そうか……
ユンギ
そんなに俺らが頼りないか?
○○
はい?
ユンギ
お前らがスパイだろうとなんだろうと俺らはしっかり受け止める。
ユンギ
そして誰にもばらさない!
ユンギ
これでも…心配か?
○○
そういうことではないのです。
ユンギ
っ…
○○
人は口でならどうにでも言えます。
○○
ですがそれを行動に移そうとする人は数少ないです。
○○
その後に残るのは口先だけで言った嘘だけです。
○○
その嘘でどれだけ傷つくか…
ユンギ
俺たちを信じろよ!
○○
信じられません!
ユンギ
どうしてだよ……
○○
申し訳ございません。
○○
すぐに辞めて出ていきますのでお許しください。
マネージャー室に行くと、みんなと話を終わらせたひながいた
ひな
○○!どうだった?
○○
バレてた。
ひな
どうする?
○○
分かってるでしょう?ユンギさんに盗聴器付けてたんだから。
ひな
………荷物、まとめよっか。
○○
うん。
ユンギ
○○、本当に辞めるんだな……
○○
はい。
ユンギ
どうしたら、辞めない?
○○
はい?素性がバレた私達に辞めないという選択肢はありません。
ユンギ
そうか、でもみんな辞めないで欲しいと思ってる!
○○
まさか言ったんですか!?
ユンギ
辞めるとしか伝えてない
テヒョン
○○達辞めないでよ!
○○
!!
グク
お願い!
ジン
○○達といたら毎日楽しかった!
○○
また嘘か((ボソッ
ホビ
え?
○○
私達は何を言われようが辞めます。
○○
なのでその嘘、意味の無いですよ。
ユンギ
嘘に見えるか?
○○
はい。
ユンギ
なんでだよ!なんで俺たちを信じてくれない!ずっと一緒にいたじゃねえか!
○○
人は信じません。誰だろうと。ずっと一緒にいた?それがなんなんですか?いただけですよね?
ナムジュン
いつもの○○達じゃない……こんなの○○達じゃないよ!
ナムジュン
ねえ!○○達を返して!
ひな
……残念ながら、本物です。
テヒョン
嘘でしょ?ね?
○○
嘘じゃありません。現実を受け止めてください。
ユンギ
……最低だな。
○○
?
ユンギ
じゃあ、お前らと居た毎日を楽しんでいたのは俺たちだけだったってことかよ!
○○
!!
ユンギ
俺達は、お前らに信用されてると勘違いしてたってことかよ!
ユンギ
これからもずっと毎日一緒に居たいって思ってたのも俺たちだけだったのかよ!
○○
…………
ひな
…………
ユンギ
なんとか言えよ!
○○
私達だってあなた達と毎日一緒に居たい!
ジミン
じゃあ、、、
○○
でももう無理なんです!
○○
私達の本当がバレましたから…
テヒョン
バレたっていいじゃん!
ひな
それが……ダメなんです。
グク
どうして!?
ひな
……言えません。
ユンギ
やっぱり、俺達とお前達の関係はそんなものだったのかよ!
○○
申し訳ございません。
○○
私達はこれで。
ユンギ
○○!
○○
なんですか?
ユンギ
俺達が守るから!
○○
!!
○○
(私はこの言葉を望んでいたのだろうか)
ユンギ
何があっても守るから!信用してくれ……、俺達を!
○○
それは…
ユンギ
嘘じゃない!
○○
……分かりました。あなた達は、なぜか信じられそうな気がします。
テヒョン
よかった!
ホビ
寒いから早く中に入ろ!
○○
はい!
その後、○○達とBTSはずっと一緒にいましたとさ。
このシリーズを最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回のシリーズ、「スパイはいろいろ大変です。」は今回で最終回です。
仲良くしてくれた方、コメントしてくれた方、このシリーズを読んでくださった方々。
またひょっこり、テラーに現れるかもしれませんので、私の事忘れないでくださいよ?w