こんなところで死んだら、
きっとゾムは怒るだろう
そんなん俺が庇った意味がない、って
でも、
もう限界なんや、
ここは4階あたり、
多少は大丈夫だろうが、
打ちどころが悪ければ、
確実に死ぬ。
ロボロ
ゆっくりと窓を開ける
全開にすると、
涼しい風が吹き込む
不思議と恐怖はなかった
ロボロ
ロボロ
ロボロ
そう呟き、
俺は、勢いよく飛び降りた、
スロモーションのように、
俺は落ちていく
目をゆっくりとどじる
こんな俺でも、
一度でいいから、
俺の相棒に、ゾムに、合わせてください
もう一度だけー
ふわり、と
俺の体は自然と浮いていた
いつまで経っても痛みはこない
驚いて目を見開く、
そこには、
俺を抱えた新人がいた
訓練終わり、結果を知らされ、
近道から帰っている時、
上の階あたりから、
突然、窓を開ける音が鳴った
普段なら気にしない、
でも、
嫌な予感がして、ならなかった
俺は全速力で駆け出す
zm
立ち止まり、上を見上げると
頭から落下してくるロボロがいた
zm
なんとか体勢を取り、
受け止める!
俺が睨みつけようと彼の顔をみると、
なんで、どうして?と言いたげな顔をしていた
zm
怒る気も失せた
ロボロを腕から下ろす
ロボロ
zm
ロボロ
zm
zm
今度からロボロを見張ろうかな、、、
適当なことを考えながら歩き出す
zm
ロボロが動く気配がない
そう思い、足を止める
俺は振り返り、問いかける
zm
ことができなかった
今度は、
俺が逆に、目を見開く、
何故なら彼は、
顔を涙でぐちゃぐちゃにしていたから
コメント
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、、、、、、カメラ役としてそこに行ってもいいすか???、、いや別に推しの泣き顔カメラと目に焼き付けたいとかそんなんじゃないし???