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・ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・学パロ ・///使用 ・シーンがコロコロ変わる ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
以下本編 131タップ
俺は白尾学園に通う高校一年生のきんとき。
最近、好きな人が出来た。
背が高くて、でもフワフワしていて、忘れ物とか酷いけど、頼りになる人。
直接関わりは無い。
遠くから見ているだけで俺は満足だった。
今日も遠くから眺める。
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15:30くらいです
放課後になって帰る支度をする。
今日は何も無い。
家でゆっくり出来る。
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好きな人に話しかけられた。
ドキドキして上手く話せそうにない。
「あ」とか「えと」とか詰まってばかりだ。
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「あなたが好きだから」と言えない。
今は割と同性愛も許容されつつあるが、苦手な人は苦手だ。
それに彼は可愛い女の子が好きであって、俺のように中途半端な男は対象にはならないだろう。
いくら考えても答えが出てこない。
すると、下を向いていた顔を上に上げられる。
彼の顔がよく見える。
真っ正面から見ることは無くて、いつも横顔だけ眺めていた。
次第に顔の熱が高まっていく。
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手を引かれるままショッピングセンターに連れられる。
移動の間も「デート」という単語に引っかかっていた。
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そう自分に言い聞かせてBroooockの少し後ろを歩く。
ショッピングセンターには行くが、人と来たことは無い。
好きな人という観点を抜きにしても、少しだけワクワクしていた。
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また手を引っ張られる。
でも、全然嫌じゃない。
寧ろ暖かかった。
Broooockは真っ先に大きなペンギンのぬいぐるみがあるクレーンゲームの台に立った。
お金をさっさと入れてプレイする。
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俺はペンギンを凝視する。
全く似ていない。
ペンギンは丸くて可愛い。
Broooockの目を疑っていたら取れたようだ。
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プレゼントのようで嬉しくなった。
フワフワでモチモチしているぬいぐるみに強いハグをかけると、パシャッと音が聞こえた。
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分かりやすく心臓が鼓動した。
彼を直視出来なくて、ぬいぐるみに顔を埋める。
すると、ポンポンと頭を撫でられた。
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俺の気持ちを知って手玉を取っているようだ。
彼が本当に気持ちを知っているかは分からないけど。
ぬいぐるみから顔を覗かせると彼が見たこと無い顔をしていた。
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少し間を開けてから放たれた言葉でキャパオーバーになってしまった。
俺は何も考えずに走り出した。
ゆっくりマンションへ帰る。
その間に彼の言葉を思い出した。
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我ながら気づくのが遅すぎる。
慌ててショッピングセンターの方向へ戻る。
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こんなに恐怖で脈打たれる日が来るとは思わなかった。
Broooockは優しく俺の手を取った。
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その提案に頷いて近くの公園のベンチに腰掛ける。
一人分隙間を空けていたら距離を詰められる。
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距離の近さに耐えられなくて、ぬいぐるみを強く抱き締める。
ゆっくり深呼吸をしてからBroooockを見る。
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いつ心臓が破裂してもおかしくない。
口が変なことを言わないように冷静になる。
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Broooockは俺の頬に手を添える。
高校生にもなって分からない訳が無い。
俺は咄嗟にBroooockの口元を押さえた。
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指を絡め合って恋人繋ぎをする。
それだけでも俺は緊張してドキドキする。
チラッとBroooockを見ると、また変な顔をしていた。
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お互いに顔を背けて熱を冷まそうとしている。
それでも、繋いだ手は離さなかった。
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俺の提案を受けて帰ることになった。
家の方向が同じだったから、まだ手は繋いだままにして。
あんなに遠くで見ていた人が一瞬でこんなに近くなるとは。
五月の始まり、早くも俺は大切な人が出来た。
おまけ
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一緒に通学することになりました。