/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
雪菜
ん…！
雪菜
痛い……
冬華
大丈夫？？
冬華
どうしたの？
雪菜
ちょっと…口の中が……
冬華
鏡貸そうか？
雪菜
ありがとう
雪菜
雪菜
きゃあ！！！
冬華
なに！？
雪菜
口の中から…む、虫が…
冬華
もしかして、人に寄生する虫じゃない！？
雪菜
どうしよう！！
冬華
病院行ったほうがいいよ！
冬華
今から行ける？
雪菜
あ……
雪菜
幼稚園のお迎えだからダメだ
冬華
そっか……
冬華
明日は？
雪菜
明日も1日忙しくて…
雪菜
雪菜
でも、大丈夫だよ
雪菜
1匹だけだし！
雪菜
もう何ともないから！
冬華
そう？？
冬華
気をつけてよ？
雪菜
うん。ありがと
雪菜
じゃあ、そろそろ行くね
冬華
うん、今日はありがとね
雪菜
じゃあね
冬華
またね～
その夜
雪菜
いたぁぁぁい！！！
雪菜
ハァハァハァ
雪菜
か、鏡……
雪菜
え……
雪菜
虫が……虫がぁぁ！！！
1週間後
冬華
もー
冬華
雪菜来るの遅すぎ～
冬華
駅前のカフェに10時に集合って言ったのにーー
雪菜
ごめんごめん！
雪菜
お待たせ！
冬華
ほんとだよー
冬華
もう11時だよー！
雪菜
お詫びに何か奢るから♪
冬華
まぁ…許すw
雪菜
ありがと
雪菜
ちょっとお世話してたら遅くなっちゃって……
冬華
ん？
冬華
ペットいたっけ？
雪菜
まぁ最近飼い始めたってところかな
冬華
そーなんだ
冬華
冬華
そうだ
冬華
なんか注文しよ〜
雪菜
なんかオススメある？
冬華
ここのカフェはね、このケーキがオススメなの！
冬華
すっっごく美味しいんだよ！！
雪菜
へぇー！
雪菜
楽しみ!!
店員
お待たせ致しました
店員
ご注文のケーキです。
冬華
わぁぁぁ！
雪菜
美味しそう！！
雪菜
こんなに美味しそうなもの…
雪菜
この子達に早く食べさせてあげなきゃっ
冬華
え？？
冬華
ペット連れてきたの？
雪菜
いつも一緒だよ
雪菜
最近はもう、
雪菜
息子よりも愛おしくなっちゃってw
冬華
えw
冬華
雪菜……
冬華
なんか大丈夫？
雪菜
ん？
雪菜
なにが？
冬華
いや…なんでもない
冬華
さ、たべよ？
雪菜
うん！
雪菜
でも、まずはこの子達に……
雪菜
あーーーん
冬華
きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!
雪菜が口を開けた時、
そこにはびっしりのと無数の虫が寄生していた……
雪菜
そんなに驚かなくてもいいのに
雪菜
ごめんね～
雪菜
ビックリさせちゃったよね
雪菜
ちゃーんとご飯をあげるからね
雪菜
私の愛しい子供達
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
