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俺の名前はヴェノム。 ごく一般のニートだ。 ちなみに過去に死にかけたw 今は「kun」という有名なYouTuberの動画に出ている。

とある日 「KUNニート部」での撮影で3本撮ってきた。

ヴェノム

ふぁ疲れた。なっしーと同じ陣営だと余計に疲れる。

そう呟いたあとお風呂に入った。 湯に浸かりながらYouTubeshortを見る。 その中には胸が大きい女の人が面積の少ない服を着て踊っているのが流れてくる。

ヴェノム

興味ないっつうのうざいな。

徐々にスクロールする指に力がこもる。 ため息をついて風呂からでて鏡を見る。

ヴェノム

(やっぱ傷跡残るかなぁ)

そう思いながら傷跡を見る。 ふと鏡の顔を見ると笑ってもいないのに鏡の中の顔が笑っている。

ヴェノム

うわぁーー〜〜〜

後ろに飛び跳ねて背中を強くぶつける。 一瞬過去の事故がフラッシュバックする。

ヴェノム

い゛だぁ

???

大丈夫?

ヴェノム

…。うわ〜っ!

扉を開けて飛び出そうとしたが何故か開かない。

???

そんなにガチャガチャしても開かないよ。

ヴェノム

なんでだよ。開けろよ!

???

そんなに怒るなってw

鏡の中の俺は笑いながら腕を伸ばしてきた。 そして俺の腕を掴み鏡の中に引きずり込んだ。

ヴェノム

(!!!!!)

鏡の中に入る衝撃で気を失った。

???

おーい。起っきろー。

ヴェノム

んー。はっ!

???

あっ!起きたぁー!おはよー!

ヴェノム

こっこっちに来るな!

ガタガタしながら後ろに下がる。 下がりすぎてベットから落ちそうになる。

???

おっとアブナイ。

もう1人の俺が腕を掴んで阻止してくれた。

ヴェノム

…あざっ。でお前は誰なんだ。いい加減手を離せ。痛い

もう1人のヴェノム

んー?お前と反対の世界のお前だよ。

ヴェノム

どういうことだ

もう1人のヴェノム

だぁかぁらぁーそのまんまの意味だってー。例えばお前はニートだけどオレは社長とかぁ。そっちのKUNさんはYouTuberだけどこっちのKUNさんはただの社員とか

ヴェノム

もう1人のヴェノム

まあ最初は混乱するだろうけどなれるよ。

ヴェノム

…帰せよ

もう1人のヴェノム

あらあら。オレにそんなこと言っちゃっていいのかなぁー?まあいいよ今日は見逃してあげる。

そう言いながら引き出しから何かを取り出す。

もう1人のヴェノム

これを飲みな。

差し出したのは緑の液体。

ヴェノム

なんだこれ。

もう1人のヴェノム

これ飲むと元に戻るよ

ヴェノム

しばらくその液体を見つめていた。

もう1人のヴェノム

ほら早く飲まないとこの達に迷惑かけるよ。

ヴェノム

でも今朝だ。この時間には何も用事はない。

もう1人のヴェノム

この世界とあっちの世界は昼夜逆転してるんだ。さぁ急いで急いで。

無理矢理口の中に入れてくる。 そして気を失った。 目が覚めると自分の家の洗面台で横たわっていた。

ヴェノム

やべ、急げ急げ。

何とか間に合い撮影に参加した。 昨夜あったことが頭から離れず撮影に集中できなかった。

初めまして、初めて物語を作らせていただきましたpyokoあです。投稿頻度は劇的に遅いと思いますがよろしくお願いします。

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