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いちごの 短編集

10 - 青嫌われ トロイ

♥

267

2021年03月24日

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はぁい主の七瀬です!

今回はリクエスト!

トロイは初めてだけど

頑張る!

設定はこんな感じ…、

紫→長男 橙→次男 桃→三男 赤→四男 青→五男 黄→六男

こんな感じ!

在り来りな感じだけど…

では!どうぞ!

🐦( '-' 🐦 )ポッポチャン

ん、ん~…

朝、か

今日も最悪な一日が始まる

虐められているわけでも、

友達関係が上手くいっていない訳でもない

ただ、愛されていないだけ

兄さんたちを起こして、洗濯して、ご飯作って、掃除するだけ

兄さんたちにとって、僕は

ただの家政婦のようなもの同然

兄さんたちを起こして、

朝ごはんを作る

気分によっては食べてくれないけど、…

まだ~?…

俺今日早いんだけど…、

あと40分しかないじゃん、!

まーまー、待ってようよ、ね?

黄くん今日は体調大丈夫なの?

はいっ、

1番下の黄ーちゃん

元々体が弱くて、

みんなから、愛されてる

できたよ~、…?

はぁ、遅い…

何分待たせんだよ…、

あっ、ごめっ…

謝るくらいなら部屋戻って、?

青にいご飯は…、?

僕はいらないから大丈夫、

、?そぉ…?

はぁ、

みんなの家政婦みたいな暮らし

もう、やだよ

消え、たいな…ポロ

あれ、涙が…

あの日から、泣かないって決めてたのに、

8年前

小さかった黄ーちゃんが5歳になって

僕は6歳

黄ーちゃんは、小さい頃から体が弱かった

ケホッケホッ

黄くん大丈夫、?

んぅ、…

水持ってくる…、!

黄ちゃんいいな、

構ってもらえて、撫でてもらって

愛されてて、

だから、甘えてみたくて

話しかけてみた

ね、ねぇ桃にい、

あのね、!

あぁ、ごめん

今、黄体調悪いから、

後でいい、?

でも、!

青はおにいちゃんだから、

我慢できるよね、

バカみたい、黄ーちゃんと1つしか変わらないのに

「我慢できるよね」なんて、

でも僕は、お兄ちゃんが大好きだから、

困らせたくない、

だから、僕は

お兄ちゃんのために

困らせない、泣かない、

これを決めて、生活してきた

思い出していたら、いつの間にか眠っていたみたいで、

気づいたら、朝だった

ふわぁ…、

起きて、ご飯作んなきゃ…、

そう思い、ドアに手をかけた瞬間

自分の体に違和感を覚えた

なぜって、?

だって僕の体

透けてるんだもん

っえ、

透け、てる...?

お兄ちゃん達にっ...、

っ、...

ダメだ

迷惑かけちゃう、

いいんじゃない、?

このまま消えてしまっても、

ボスッ

うわぁ、

ほんとに透けてる、

僕なんか必要にする人はいない、

お兄ちゃんだって、

僕自身だって、

あの日を境に、

お風呂や、お腹がすいた時、トイレ以外では、

僕は部屋から出なくなった

誰も、いないかな

部屋から出る時は、誰にも会わないようにしていた

お腹すいた、

そう思い、ベットからたった時

ジュッ

え、...?

足元から変な音がした

なになに、、?

よく見ると、足が消えかかっていた

ガタン

?えっ、えっ...?

立っていられない、

足から膝、膝から太ももへ

どんどん消えていった

どうしよ、っ

変だ、

...、

青にいが部屋から1歩も出てこない

部屋に行っても、「体調が悪い」と帰される

ねぇ、紫にい

ん、?

青にい、大丈夫、かな?

大丈夫じゃない、?

青より自分の心配せぇや?

な、で...?

、?

なんで、?!

青にいだって、弟じゃん、!

なのに、俺だけ甘やかされて、

青にいの気持ちも考えてよ、!

っえ、

ガタン

、?青にい...?

え、なんか落ちた...?

青にいが、

危ない...、

ダッ

あっ、ちょ、おい!

トントントン(階段登ってるよ)

誰かきた、

さっき黄ーちゃん怒ってたし、黄ーちゃんかな、?

黄ーちゃ...、

っ、?

自分でもびっくりするほどのか細い声

冷たい、...

床が冷たい

ねぇ、助けてよ、

寂しいの、

あんなに消えたかったのに

いざとなると怖くて

これが最後の、

我儘だから

青にい、!

っ、...?

青にい、!?

青にい、!?

部屋に入ったら、

青にいの体半分が消えていて

「青にい、!」と叫んだ時には

青にいは消えていた

ねぇ、青にい?

何処にいるの、

おい、!

は、青は...?

あ、あのね...

~事情説明~

ギュ

ごめん、ごめんね青くんポロ

俺も、黄のことしか見てなかった、

青ちゃ、帰ってきてよぉ...ポロポロ

俺たち、青のこと

大丈夫だと思ってた

我慢させてた

うん、...

なぁ、青

謝りたい、ポロ帰ってきてくれ...、

んぅ...、なになに...?

えっ、

青にい、!

暖かい、優しい匂いがする

んぅ...?

目を覚ますと、みんながいて泣いていた

あれ、!僕戻ってる、!

青にい、!

おわっ

黄ーちゃん、ごめんね?

お兄ちゃんも、めいわくかけてごめ、

ギュ、いい、そんなのいいよポロ

ごめんな、たくさん我慢させてた

俺たちの弟なのに、...

戻ってきてくれてよかったぁ...ポロ

この言葉を聞いた瞬間

今まで我慢してきたものが溢れ出した

ふえ、ポロ

ポロポロ、

青にい、だいすき

俺も

おっれも~!

俺も、

俺も、!

グスッ、僕も、だいすき

みんな、?

青以外

ん、?

ただいま、!

青以外

、おかえりっ!

はぁい!どうだったかな?

最後の方話ぶっ飛んでね?

まぁいっか

次もリクエストになります

では、!ぐっぱいび!

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