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95𝘻 𝘉𝘦𝘴𝘵 𝘧𝘳𝘪𝘦𝘯𝘥

第25話 - 95𝘻　𝘉𝘦𝘴𝘵 𝘧𝘳𝘪𝘦𝘯𝘥　𝐸𝑝𝑖𝑠𝑜𝑑𝑒　25

210

2022年05月26日

#BTS

#BTSで妄想

#BTS妄想

#クオズ

#テテ

#ジミン

♡ami♡

チョン・ホソクさんが、上からチョン・ジョングクさんと、僕が目を覚ました時に、病室から駆け出した、真っ白な肌に、良い匂いのする、小さめの身長の人を連れてきた。僕が、その人を不思議そうに見つめているとその人は、僕の方に来た。

𝑉

…？

𝑆𝑈𝐺𝐴

ああ…ユンギ。ミン・ユンギ。

𝑉

ミン…ユンギ…さん。

𝑆𝑈𝐺𝐴

ああ。

ちらっと、チョン・ジョングクさんの方を見ると、チョン。ジョングクさんは、やはり僕に何か怒っているのか、拒絶しているのか、それとも単純に僕の事を嫌っているのか、僕と絶対に目を合わそうとしてくれない。

𝑉

…。

𝐽𝐼𝑁

ご飯できたよー。

𝐽𝑈𝑁𝐺𝐾𝑂𝑂𝐾

っっ…！！

𝑆𝑈𝐺𝐴

グガ、嬉しそうだな…そんなにお腹すいてたんだな…

𝐽𝑈𝑁𝐺𝐾𝑂𝑂𝐾

…はいっ。

僕は、ジミンさんの隣に座った。みんなで食卓を囲む。少し、緊張していた。なんていうか、記憶がないから、みんな他人のように思えて、別の家族の食卓にお邪魔しているかのような、そんな気持ちがして、遠慮してしまう。でも、ご飯は美味しくて、誰かと一緒に食べる食事は久しぶりで、温かく感じた。食事を終えると、僕は先ほど、案内してもらった自分の部屋に向かった。すると… 自分の部屋に向かう途中。それは、突然、通り過ぎた一つのドアから聞こえてきた。

「お前の小指みたいに、僕らは相変わらずだお前のすべてを知っているお互い信じるだけでいい、忘れないで」（BTS　Friendより）

心臓が…止まった。流れ込んでくる。聞いたことないはず…なのに。何故か懐かしいと思える、不思議な音楽の美しい旋律が映像とともに頭に流れ込んでくる…。なんだ。なんだ、これは。頭に鮮明に流れ込んでくる、映像。あの人達と笑いあっている僕。ジミンさんと言い合いをしている僕。海でチョン・ジョングクさんと寝転がっている僕。ミン・ユンギさんと手を繋いで楽しそうにしている僕。キム・ナムジュンさんとアイスを食べている僕。チョン・ホソクさんとご飯を食べている僕。キム・ソクジンさんのほっぺにポッポをしている僕。そして…紫色の光に包まれるステージで歌って踊っている僕。どれも、どれも… どれも、知らない自分の姿…。知らないはずなのに。知らないはずなのに、頭に流れ込んでくる映像にこれほどまでに胸を締め付けられるのは… 何故なのだろう…。聞き覚えのない曲に、見覚えのない、僕。どうしようもないほどに苦しくなり、僕は気づいたら、その音楽の流れてくる部屋に飛び込んだ。この不思議な苦しくて切ない気持ちの正体を確かめるために。そして、僕自身と向き合うために。