TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

リクエストBOX

一覧ページ

「リクエストBOX」のメインビジュアル

リクエストBOX

第21話 - 狂った愛し方

1,580

2024年01月17日

#stxxx

#黄赤

#桃赤

#青赤

#橙赤

#紫赤

律

シェアする

この作品はいかがでしたか？

1,580

律

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

赤愛されホラー通報×

リクエストありがとうございます！

暴力などの表現あり

いつからだろう

みんなの愛が狂い始めたのは

頭痛を感じで目が覚めた

昨日のことを思い出そうとしたが痛さに邪魔される

どうすることを出来なくて無理矢理目を閉じようとした

桃

りいぬ

隣でさとみくんが眠っていたらしい

気づかなかったてことはここは俺の部屋じゃない

喋ろうとしたが声が出なかった

その事に気づいたさとみくんが近くにあったペットボトルを取り

自分の口に含んで俺の口に近づいてきた

赤

んっ、ぁ、はぁ…

桃

おはよりいぬ

赤

おはよ、さとちゃん

誰かが部屋の扉を思いっきり開けてきた

黄

2人とも遅刻しますよ~、って起きてた

黄

…りいぬ今日学校行く？

赤

ぇ、行くよ…？

いつもなら一緒に行こうと言うのに

あ、俺頭痛いんだった、

赤

ぁ、頭痛い…

小さくそう言うとるぅとくんは隣にいるさとみくんを少し睨み俺を抱き抱えて部屋を出た

連れてこられたのは洗面所

1人で行けるのに、なんでだろう

黄

りいぬ服脱いで

黄

それ洗うから

赤

わかった

さっきは暗闇で見えなかったけど服にはところどころ血がついている

この前指切っちゃったからかな

またリビングまで抱っこされてソファに座らされた

紫

りいぬくんおはよ！

赤

おはよなーくん

紫

さとみくんは？

黄

多分部屋です

紫

は~い

そう言ってなーくんは部屋に向かった

それを目で追っているとるぅとくんに顎クイされる

赤

んぇ、？

黄

りいぬこっち向いて

黄

ころちゃーん！！

青

はいはい？

黄

タオル濡らしてきてください

青

うぉ、わかった…

俺と目があったころちゃんは少し顔を歪ませていた

なんでだろう、

青

はい、

黄

ありがとうございます

黄

りいぬ、触るよ

赤

ん、？

さっきまで触っていたのに急になんで

そう思った瞬間額に激痛が走った

赤

ぃ″ぁ、？！

黄

痛いね、ごめんね、

左の目が真っ赤に染まる

青

ちょっと、擦っちゃ駄目だってば、！

黄

だってこの血落ちないんですもん、！

そのせいで傷が開いてどんどん血が流れていく

痛くて痛くて、何も考えられない

赤

ぁ″っ、やだぁ、っ！

黄

りいぬちょっと我慢して、

青

ジェルくん助けて、！

橙

…任せるんじゃなかった、

橙

2人はご飯作って、俺がやるから

黄

分かりました、

橙

りいぬ~、染みるなごめんな、

赤

っ、？！

赤

いやっ、それ″、！

橙

おわっ、暴れんなって、、

彼の手には消毒液があった

いまやられたら痛くて気絶するんじゃ、

橙

りいぬっ、

橙

言うこと聞いてや

赤

ぁ、っ、ごめんなさいっ、

怒らせちゃった

どうしよう

怖い

彼の力に勝てることなく消毒されて包帯を巻かれて

終わった頃にはもう無気力状態に

赤

はっ、ぁ″、ぁ″、泣

橙

痛かったな、頑張ったな、

桃

…りいぬ

桃

ごめん…痛かったよね、

さとみくんがリビングにやってきて俺にすぐ謝ってきた

なんの事だかまだ思い出せない

でもきっとまた俺が悪いことをしてしまったんだろう

赤

…さと、ちゃんは悪くないよ、

赤

俺が悪いんだよ、？

桃

っ、りいぬ

桃

ごめん、ごめんねっ、泣

赤

ぁ、ははっ、、泣かないでよ

桃

りいぬ大好き、愛してる、

桃

だから許して、抱

赤

俺もすき、もちろんだよ

俺が悪いから

謝るのは俺の方だ

昨日の夜怒らせちゃってさとみくんは暴れた

首を絞められて頭を殴られて

俺がさとみくんを置いて先に帰ってしまったから

友達に遊ぼうと誘われて断れずに行ってしまい

門限は過ぎてるし、さとみくんを置いて帰った

罰を受けて当然だ

他の人と遊んでしまい浮気を疑われた

意識を失って目覚めれば昨日のことなんかすっかり忘れた

残っているのは傷跡と痛みだけ

桃

浮気したら…ろすからな

赤

はっ、、ぁ、？

黄

りいぬ大丈夫、？

黄

やっぱり抱っこしようか？

赤

…ううん、大丈夫、にこっ

桃

りいぬ、今日は一緒に帰ろうね

桃

先に帰ったりしたら嫌だからね、

赤

うん、ちゃんと教室で待ってるから

黄

僕は今日生徒会の仕事あるので

黄

まっすぐ帰るんですよ

赤

うん

俺とさとみくんとるぅとくんは同い年そして同じ学校

クラスは違うけど、ほぼずっと一緒

気が抜けない

赤

じゃあまたね

黄

またねりいぬ

桃

またな

ここの教室の中だけはちゃんと息ができる気がする

赤おはよ~

赤

おはよ~、！

…また包帯、怪我したのか？

赤

…うん、転んじゃって、笑

…書

赤

…

あの彼氏たち？

赤

…大丈夫だから

っ、

今日抜き打ちテストあるらしいよ

赤

ぇ、まじか

赤くん勉強してないの~？

赤

えへへっ、寝てて忘れちゃった笑

んも~ちゃんと起きてないと駄目だよぉ？

赤

今日こそはちゃんと起きれるように頑張るよ！

そう言って寝てそ~笑

り…

黄

りいぬ~！

赤

びくっ、

赤

ぁ、、るぅちゃん、！

黄

りいぬのノート入れっぱなしだったぁ

黄

ごめんね？

赤

…全然大丈夫だよ！

赤

ノート届けてくれてありがとね

黄

うん！

黄

…

…ちらっ

ぇ、

赤

しっ、

ぁ、ごめ

俺には平和に過ごせる空間はないらしい

これ俺のノートじゃない

きっと忠告しにきた

あまり長く会話しているとるぅとくんが嫉妬し始める

俺の身につけてるもの全てに GPS、盗聴器など、

るぅとくんに監視されている

俺の友達はそのことに気づいている

だからこうして紙に書いて伝えてくれる時もある

それも彼には気づかれていた

ちゃんと見てるからね

赤~！！

赤

うぉ、なんだよ~

…お前抑えといて

うい

赤

はぁ、っ、やめ、？！

体育の授業が終わり帰ろうとした時

数人の男子に捕まり体操着を捲られそうになっている

まずい、傷跡見られる、

…やっぱりっ、

黄

何してるんですか

ぁ、生徒会のるぅとさんじゃないですか~、！

こいつの服に虫ついてて、取ってあげてたんすよ

赤が虫嫌すぎて暴れるから…ね！

赤

虫取ってくれてありがと~

赤

まじきもかったからさ、笑

んじゃ、俺先戻ってるな、！

黄

ねぇ、

黄

いま何されそうになったの

赤

だから虫…

黄

だんっ、！！

赤

ぃ″…

壁に向かって思いっきり押される

背中がジンジンと痛む

黄

どうして嘘つくの？

黄

どうしてあいつらの味方になるの？

黄

僕たちを悪者にするの？

黄

その傷跡見られて、先生とか警察に言われて

黄

僕たち離れ離れになって

黄

りいぬはそれで幸せなの？

赤

ちがっ、悪者にだなんてしてないよ！

赤

俺はるぅちゃんたちが1番だよ

黄

…

るぅとくんの目が怖い

何を考えているのだろう何を思っているのだろう

でもここで目線を外せば嘘がバレる

黄

…チャイム鳴るね

黄

また昼休みね

赤

…うん、

赤

…俺は大丈夫だから、

赤

余計なことしないで、

…なんか言われたの、？

赤

気にしないで、

赤

辛くもないし、苦しくもないから

赤

心配してくれてありがとね、にこっ

こうやってどんどん仲間を失う

こうするしかないのだ

この人たちと関係を絶たない限り傷が増えていくだけ

痛いのは嫌なの

…救えなくて、ごめんな、

桃

りいぬ遅かったね、なにしてたの？

赤

ちょっとね、

桃

なに？浮気？

赤

違うよ、るぅちゃんに聞いて

桃

なにるぅと

黄

ひみつ

桃

はぁ~？

黄

りいぬいい子、

赤

…うん

るぅとくんの膝の上に座って

正面にはさとみくんがいて

ご飯が喉に突っかかって上手く飲み込めない

それにものすごく疲れた

ご飯食べれないかも

黄

りいぬ食べないの？

赤

んっ、眠い…

桃

全然食べてないじゃん…

桃

りいぬ食べないと駄目だぞ~

赤

さとちゃ、寝る…

桃

だぁ~…可愛いから寝かせる

黄

もう2人早退したら？

黄

保健室に寝かせる訳にも行きませんし

黄

りいぬ明らかに疲れてるだろうし

黄

誰かさんのせいで

桃

…お前だってなんかしただろうが

黄

さぁ、？

桃

まぁ、いいや

桃

じゃあ帰るわ

黄

お気をつけて

桃

鍵

黄

なーくんいるでしょ

桃

あ、そっか

赤

ん、？

目を開ければ制服から部屋着に変わっていた

それにリビングのソファにいた

ソファの下にさとみくんが寝ていた

紫

あ、おはよりいぬくん

なーくんが3人分のコップを持ってやってきた

赤

おはよなーくん、

赤

いま何時？

紫

いま2時だよ

赤

ぇ、

普段なら学校にいて授業をしている時間

きっと保健室に寝かせるくらいなら帰らせるという判断になったのだろう

まぁ、いいや疲れて授業どころじゃなかったから

青

ただいま…

青

あれ、りいぬくんいる？！

赤

ころちゃんおかえり

紫

ころちゃん早いね

青

うん、早く終わった

青

けどめちゃくちゃ疲れた~、

赤

お疲れ様

青

ん~、りいぬくん見て疲れ飛んだ

紫

じゃあ買い物してきて

青

ぇ、はい

青

りいぬくんも一緒に行く？！

紫

だめ

青

しゅん、

紫

りいぬくんはお留守番ね

紫

さとみくん~

桃

…んぁ、？

紫

ころちゃんと買い物行ってきて

桃

ぇ、まだ眠…

紫

さとみくん

桃

…行ってきます、

紫

りいぬくん

赤

…はぃ、

紫

他の人と話すなって言ってるよね？

赤

ごめんなさいっ、

紫

なんで守れないの？

紫

いつも謝ってばっかりだよね

紫

約束守れない悪い子だったっけ？

赤

次はちゃんと約束守るからｯ、！

赤

だから、許して…くださいっ

怖い

辞めて、痛いのは

もうしないから

赤

ごめんっ、、ごめんなさい、

紫

ごめんじゃ信用できないよ

赤

…ごめんっ、なさ…

紫

…はぁ、

赤

ぁ″、ぅ、？！

紫

ごめんじゃないでしょ？

紫

なんでわかってくれないの

赤

やぁ、っ″、ごめんなさぁ…！

紫

だからｯ″、！！

赤

あ″がっ、？！

どんなに怖くても

目が覚めれば忘れちゃうの

それになーくんも優しくなってるし

紫

また増えちゃったね…ごめん、

赤

…大丈夫だよ、にこっ

赤

俺が全部悪いの

俺が悪いの

もう思い出したくない

考えたくない

逃げようと思えば簡単に逃げられる

警察にこの傷を見せれば終わりだ

彼らはすぐに捕まり、俺は解放される

紫

りいぬくん大好きだよ

でもこのままでいいの

俺が居なくなれば彼らはおかしくなる

彼ら以上に俺を愛してくれる人などいない

彼らの愛は狂っている

彼らから離れられない俺も相当狂っている

買い物を終えた2人が帰ってきた

新たな傷をつけた俺を見てころちゃんは朝のように顔を歪ませる

1人にもなりたくない

でもさとみくんもなーくんもいま一緒にいるのは怖い

だからころちゃんに抱きつく

青

り、りいぬくんっ、

紫

…買い物ありがとう、

桃

は~い、

青

僕の部屋くる？

赤

こくっ、

青

またやられちゃった…？

赤

…俺が悪いの

青

…そっか、

青

他の人と話したの

赤

…挨拶だけだよ

青

良かった、

青

りいぬくんが僕たち以外と話してるところ想像すると気持ち悪くなって

青

すりっ、

赤

…ひゅ″、

ころちゃんの手が俺の喉元に触れ息が苦しくなる

青

りいぬくんのその喉潰したくなるから

青

良かった、にこっ

赤

ぁ、、ぅん、

ころちゃんも怖い

落ち着かせないと、怖くない、

みんな大好き、怖くない

橙

なんか2人の靴あるけど…

橙

帰ってきてるん？

桃

ジェルおか、りいぬと早退してきた

橙

へぇ、

橙

んでりいぬは？

桃

ころんと一緒にいる

桃

なにか用？

橙

りいぬの好きなアイス買ってきたから

ころちゃんに抱きしめられても安心しない

恐怖心が消えない

そうだ、寝れば忘れられる

青

眠いの？

赤

ぅ、ん

青

りいぬくんすぐ寝るよね

青

僕と話したくないから？

赤

そういうことじゃないよ、！

赤

寝ても寝た感じしなくて、すぐ眠くなるの

青

ふ~ん、

橙

りいぬ~

赤

ぁ、ジェルくんおかえり

橙

りいぬ借りていい？

青

えぇ、

橙

おねがい！

青

…いいよ

橙

よしっ、

橙

りいぬちょっと来て

赤

うん、

なんだろう、？痛いのじゃありませんように

橙

アイスいる？

赤

いる、！

赤

んっ、おいしい

橙

良かった

橙

みんなを困らせちゃ駄目やで

赤

…うん

赤

迷惑かけてごめんね、

橙

傷つけられて嬉しい？

赤

ぇ、？

赤

嬉しい…？

橙

俺らのものって印だから

橙

嬉しいやろ？

赤

…

赤

嬉しいよ、にこっ

橙

そ、よかった

終わりが見えない