テラーノベル
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朝の光が、薄いカーテン越しに2人を照らす
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返事はなかった
そんな彼の寝顔に見惚れるように優しく手を添えた
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長く伸びきったまつ毛が淡く揺れた
ゆっくりと目を開ける
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微睡みの中でどうにか目を開ける
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..まずい、やらかした
寝すぎた、...ッ
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血の気が引いた様子で飛び起きるニトくん
主人より遅く起きるなど、今まで一度も許されなかったから
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頭では忘れたつもりでも
体は忘れていなかった
ベットからすぐさま降りてキッチンに向かおうとする
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手首をぎゅっと握るトルテさん
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やばい、...殴られる、ッ、
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目に少し涙を浮かべながら顔を守る
顔に傷をつけたらもっと怒られるから
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ニトくんはそのまま無理やりベットの上に座り直される
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そのままトルテさんに強く手を引かれて
気付けばトルテさんの腕の中で優しく抱きしめられる
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恐る恐る手をトルテさんの背中にまわし
少しだけ引き寄せた
この暖かさを、まだ少しだけ
少しだけでいいから
そばで感じていたい
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頭を優しくポンポンと撫でられる
こんなことで褒められるなんて、初めてで訳が分からない
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両手で頬に手を添えられ、無理やり目を合わせられる
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久しぶりに集まるメンツ
今までニトくんと出会ってからはなかなか外出はしないようにしていた
でも今日は仕事の話もしたかったので久しぶりに参加した
そのまま仕事の話件雑談をする4人
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付き合っている、そんな関係なのか?
いつかそうなればいいとは思う
けど今は、まだそのときではないと思った
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まずい、やらかした
話に夢中になって時計を見ていなかった
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まさかこの3人はほんとに俺がいないと何できないなんて思ってもないんだろうな
そんな3人を置いて急いで俺は店を出る準備を進める
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急いで玄関を開けた
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玄関を開けた瞬間、違和感があった。
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静かすぎる
そして尋常じゃないくらいに寒い
外とほとんど温度が変わらない気がする
今、真冬だぞ、...?
嫌な予感がして眉を顰める
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急いで扉を開ける
返事は直ぐに帰ってきた
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控えめな声
ニトくんはきちんとソファの端に座っていた
膝の上に手を揃え、背筋を伸ばして。
まるで“待つ姿勢”そのもの。
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焦ったように表情をゆがめる
ーー暖房が付いていない
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俺が近づくと、ニトくんがわずかに身をすくめる。
その拍子に、袖から覗いた手が目に入った。
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無理やりニトくんの手を取る
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小さく息を飲んだ
冷たい、
冷たすぎる
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喉がキュッと締まる
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そこで言葉を止めて、ニトくんは笑った
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何も言えなかった
部屋の尋常ではない寒さ
赤くなった指先
”許可がなかった”という理由
全部が深く胸に突き刺さる
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それから急いで暖房をつけて
近くのヒーターを引っ張り出してニトくんへと向けた
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ニトくんの前に膝をつき
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ニトくんの冷えきった手を持ち上げ
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ニトくんはその言葉にきょとんと首を傾げる
しばらく黙り込んだあと
ゆっくり口を開く
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消えそうな、苦しそうなそんな笑顔だった
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いつから俺は、この笑顔を見るのが死ぬより怖いことに思えてきたのだろうか
目の奥が
どうしようもないくらい熱くなった
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