TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

かけていた目覚まし時計がジリジリ と鳴る

そうだ...今日は作品の関係者と 顔合わせなのだ

ya

はぁ...面倒臭いなぁ...

ya

けれど、俺の近くにはetさんが居るもんね ニコッ

部屋の周りを見渡す

周りには沢山のetさんの可愛らしい 顔がある

微笑んでいる顔

泣いている顔

楽しそうな顔

子供の頃のポスターも全て集めた

ya

あはっ...笑

ya

やっぱり、君は可愛い
過ぎるよ...♡

そう一枚のポスターに手を伸ばして 優しく撫でる

それは君が綺麗な涙を流している姿

目は真っ赤、追い詰められた様な 表情が更に良い...♡

どんどん俺を虜にしていく

ya

んふふっ...♡

いくらでも眺めて居たい位だ

けれど、俺はもう行かないと行けない

時間を再び確認すると6時を 指している

ya

ごめんね、etさん

ya

リアルの君に会う為に頑張って行ってくるから

ya

俺が帰って来るまで待っててね?

ya

俺の可愛い可愛い

 etちゃん?

急いで街中を駆けていく

時間を再び確認すると時計は 6時15分

顔合わせまで残り、15分だ

ya

これはやばいぞ....

流石にetさんのポスターを 3時間は見過ぎただろうか

ya

(でも...癒されたし別に良っか)

そんな気持ちにも思えて来る

しばらく人気の無い道を一定の速度で走っていると

事務所付近がやっと見えてきた

ya

やっと...

そう思った時だ

俺のマネージャーが居た

no

...、

遠目からでも分かる

noさんのあの目

あの不機嫌そうな顔...確実に遅刻した

ya

...

終わった...

俺が1時に起きていれば_...

etさんを見る時間を2時間50分に しておけば...

そう後悔が込み上げる

さっきまで動かしていた足も

今は重く感じる

どうにかポッケからスマホを出して

時間を確認しようとした時だった

プルルルルッ

スマホから音が鳴った

相手は...noさん

俺が居るのがバレてしまったのか...

そう思ってしまう程...妙にタイミングが合いすぎていた

少しだけ怖くなって着信をオフにした時だった

no

もしもし...yaさん、此処に居たんですか

no

随分と遅かったですね ニコッ

noさんの声が聞こえてきた

スマホは拒否ボタンを押している筈だ

不思議に思いスマホの電源を完全に 切った時だった

ガシッ

誰かから肩を掴まれた

恐る恐る背後を振り返ってみると

後ろには不気味に微笑んでいるnoさんがいた

ya

えっ...ッ?

さっきまで遠くに居たはずのnoさんが後ろに居た

あの距離からだったら俺の事は見えてない...そう思っていたが、

no

逃しませんよ?

no

折角の初仕事で遅刻。おまけにマネージャーの僕には

no

何も言わずに勝手に帰ろうとした...

no

どういう事か分かってます? ニコッ

やっぱり...この人はっ...

怒ると怖いタイプの人間だ

此処はあまり刺激しない様に

ya

本当にごめんなさい

ya

朝.....寝坊してしまって

ya

慌てて来たんですが...もう間に合わないと思いまして...

ya

勝手に...帰ろうと思ってしまいました...

お得意の嘘を吐く

全部、全部

違うのに

俺が寝坊?そんな訳ない

毎日、毎日...ずっと君を眺めているから

時間を1分でも無駄にしない

no

次は気を付けて下さいね?

そう皆んな簡単に信じ込む

本当に、楽だ

人間という″物″は単純で

操りやすいw

ya

はい笑

no

では、急いで現場へと向かいましょう

noさんはそう言うと事務所の車に 俺を乗せて

何事も無かったように運転をし始めた

追いつけない君の背中

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

605

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚