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#ナチス
黒蜜
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この物語に、政治的意図・戦争賛美の意図はありません。 また、現実とは関係はありません。 旧国が出てきます。
井上 湊
木野 彩
日本
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井上 湊
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井上 湊
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木野 彩
木野 彩
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大日本帝国・海軍航空部隊
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僕が生まれたのは、1941年の5月3日…
ちょうど、 日本国憲法施行の6年前ですね。
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大日本帝国・海軍
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大日本帝国・海軍
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当時の僕は、兄さんと同じく、 食いしん坊…というやつだったらしく…
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江戸幕府
大日本帝国・海軍
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江戸幕府
大日本帝国・海軍
江戸幕府
当時は陸さんはあまりいなくて、かわりに江戸のおじいさんが度々来ていたため…
こんな会話が しょっちゅう行われていました。
…
まあ、そんな時期も、 すぐに終わるのですが。
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大日本帝国・海軍航空部隊
10月22日。1944年の。
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大日本帝国・海軍航空部隊
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10月23日。
兄さんは…
大日本帝国・海軍航空部隊
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大日本帝国・海軍
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そのときは、よく分からなかった。
すぐに帰ってくるんだろうな、なんて。
違和感はあったのに。
あったのに。
1944年10月25日。
日本
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言いたくなかった。
兄さんが死んだ、なんて。
日本
事実だった。
紙に、書いてあった。
大日本帝国・海軍
人目も憚らず、 紙にあった名前を抱きしめて泣いた。
物足りない部屋。
いつも、スペースが1つ、空いている。
何か、胸の奥が、ぎゅっと締められて、 苦しくて
あの時みたいにおかわりもできなくなった。
そんな時。
玄関が騒がしい。
大日本帝国・海軍
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大日本帝国・海軍
大日本帝国・海軍
日本
何か、違和感を覚えた。
だけど、放っておくことにした。
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父さんもいる。
おじいさんたちも、 あの日から誰一人と欠けずにいる。
傷ついた心は、段々とほぐれて…
百人一首をしたり、一緒に新聞を読んだりしていた。
でも、新聞からも、違和感。
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江戸幕府
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ぽつりと、そうつぶやいた。
そして、しばらくして…
1944年12月。
陸さんが、ボロボロになって帰ってきた…らしい。
詳細は、教えてもらえず、看病もできなかった。
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当時、僕はすごく懐いていたから、 心配だった。
…1週間で、それは治ったらしいけど、 結局陸さんも一緒に年越しした。
日本
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そして、元日の三ヶ日が終わった後、 陸さんはまた、戦争に行った。
その日も、父さんは忙しそうにバタバタしながら、こう言った。
大日本帝国・海軍
僕は、また…過ちを犯しました。
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1945年、4月1日。
アレを言った3日後。
父さんは…
死んだ。
わざわざ家出を真似て、僕は外に出たのを覚えている。
小さな子供の体。 見つけるのに苦労をかけ、僕は夕方にやっと発見された。
日本
1945年8月15日。
…ポツダム宣言
陸さんの死因は、分からなかった。
明かされなかったが、
せめて、原因を聞きたかった。
その日から数日もすると、父さんと兄さんが帰ってきて、泣きながら喜んだ。
…陸さんは…連合国と話し合いがあると、手紙を残したまま、会えなかった。
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木野 彩
大日本帝国・海軍
大日本帝国・海軍航空部隊
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朝廷
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コメント
1件
うわあ…これはずっしりくる話だったな。 「国の化身」っていう設定を借りて、戦時中の家族の死別を描くって発想がまずすごい。兄さんが「往くんよ」って軽く言って帰ってこないシーン、何も知らない子供の視点だからこそ胸に刺さる。新聞紙が嘘をついてるって気づく日本くんの違和感も、歴史を知ってる読者としては辛かった。 「生き返れるからマシ」って言える強さが逆に切ない。後半も気になる。