好きなんだから仕方がない

ある日の放課後 私は同じ生徒会の後輩に告白された 断ったのに諦めないって… というか、私のどこがいいの… 好きだって言われても 告白されたのが初めてで対応に困る 玲くん… けして嫌いではない むしろ好きだ でも、それは恋愛対象として… ではなく、 同じ生徒会の、あくまで後輩として

放課後

あ"ー！！むっちゃ緊張…！ 大したこと言わないのに…

ヤバい… なんかまずいこと言った？

ガシッ

子供みたいに可愛い… 私の言葉だけでこんなに喜んでくれるんだな…

最近の生徒会は仕事がなくて楽だ

帰り道 私は玲くんに気になることを聞いてみた

なんなのこの後輩… そんなこと言って恥ずかしくないのか いや、聞いた私も悪いかもだけど あ"ー恥ずかしい

本当に最近自分がわからなくなっている 何をしたいのか 何を知りたいのか… 今までこんなに積極的な男の子に会ったことはないし 告白だってされたことない。 初めてなことが続きすぎて疲れも溜まってる

めまいがする 熱をはかると

とりあえず優衣に連絡して… 玲くんも待ってちゃうだろうから一応しとこ

ピンポーン

時計を見ると16時

あ…めっちゃいい匂いする…

マジ…？ 来んの？ 嘘だろ…？！

プルプル