ある日、地球は目を瞑りながら座っている所に、小さな衛星がやってきた
地球
…………
月
地球?
地球
あ、月……どうかした?
月
いや、何してるのかなぁ?って……
地球
あぁ、こうすれば子供たち(カンヒュ達)の様子を見られるかな?って思って。
月
なるほど…それで見えたの?
地球
ううん、全くw
月
え?wなんでそれで見えるって思ったの?
地球
だって、僕…瞑想で海の底までは見られたからできるかなぁってw
月
いやいや、見えるわけないじゃんw
月
海は見れても、陸までは無理じゃない?
地球
そうだね……はぁ……
月
…………
月
んじゃ、僕が見て言おっか?
地球
え?ありがとう!
月
ううん、これくらい当然だよ。
月
えっと……うーん……
月は、右手で丸を作り、自分にある特殊能力「小さな物を大きく見える」力を使い、子供たちの様子を見た
月
うーん……うん、元気そうだよ!
地球
本当?!良かった。
月
まあ、多少の喧嘩としかはしてるっぽいけどね…
地球
でも、元気そうなら良かったよ。
月
……本当、あの出来事から大変だったのによく頑張ったね。
地球
ううん、それは僕のおかげじゃないよ。
地球
子供たちのおかげだよ…
……と2人が楽しそうに子供たちの話をしていると、地球の後ろから輝かしい光を放っている誰ががやってきて、地球の肩の上に腕を乗せた
太陽
地球〜、何話してんだ?
月
ゲッ……なんでお前がここに来てんの?
月
暑いんだけど……
太陽
別に地球の迷惑になってねぇからいいじゃねぇか。
地球
ごめん…ガチで暑いから一旦離れて?
地球
しかも温暖化じゃなくて、子供たちみんな焼死しちゃう。
太陽
あ、すまん……
地球
それで、話してた内容なんだけど……
地球
子供たちの様子とかについて話してたんだよ。
太陽
ふーん。それで、どうなんだ?そいつら
地球
元気にしてるよ
太陽
そうか、お前もお前で大変なんだな
月
よく言うよ……(ボソッ)
太陽
ん?なんか言ったか?
月
ううん、べ〜つに?
地球
ま、まあまあ……
太陽
所でさ、俺気になる事があるんだけど……
太陽
お前の子供たちってのは……確かあれだよな?……えっと……
地球
それぞれ個性が違ってそれに話す言葉も違うってやつ?
太陽
そそ!
太陽
それでなんだけどよ……
太陽
お前、そいつらの言ってる言葉とか理解出来てんの?
月
そりゃあそうでしょ?!
月
だって、全員の生みの親だよ?
太陽
はいはい、チビは黙ってろ
月
ち、チビ?!クーッ腹立つ〜
地球
まあまあ月、抑えて抑えて……
地球
そうだね……確かに彼らが言ってる事は違っても、僕はちゃんと分かるよ?
太陽
へぇ……どのくらい分かるんだ?
地球
そうだねぇ……
地球
今、196人の子供がいて……しかも、その言語の数が約7000ぐらいだから…
地球
7000個、全部話せるよ?僕
太陽
は?
月
え……7000の言語を……1人で?
地球
うん、全部
地球
あと…みんなが生まれる前の世界の真実全部知ってるよ?
地球
あ、でも……説とかではなくってガチな方で知ってる
太陽
あと……さっきさらっと196人の子供がいるって言ってなかったか?
地球
え?言ったよ?
地球
もちろん、全員の名前は覚えてる。
月
…………(引)
月
(さすがの僕でも……そこまでは無理……)
太陽
まじか………こいつ……(引)