アップルポイズン
…女王陛下…?
彼の敬い、慕う女王は
老女になり、白雪姫を毒殺した
ただ、その後、 忌々しい七人の小人に追われ 岩場まで逃げた。
しかし、
土砂降りの中、 足を滑らせ深く落ちていった。
その女王を探しに来た 毒林檎が見たものは、
魔法が解け、 美しい姿のまま息絶えた、 たった一人の主人だった
アップルポイズン
女王様、、お迎えに上がりましたよ…
アップルポイズン
帰りましょう?私と共に…帰りましょう…ッ…
アップルポイズン
何故、私に話しかけて下さらないのですか…?
アップルポイズン
女王様…女王様…ッ、
何度呼びかけても、 もうマスターは応えてくれない
アップルポイズン
貴方に血の匂いなど、似合わない…
フッ、、
マルフィ
アップル
アップルポイズン
…マルフィ?
エイトフット
…死んだのか
アップルポイズン
ッ……
ダルメシア
可哀想な、林檎…
アップルポイズン
主人のいない毒林檎など、何の意味も持たない
ジャックハート
そんな事、ないと思うけどね
マルフィ
私達にとってはたった一人の毒林檎だ
エイトフット
マスターの死を嘆くなとは言わねぇ
ダルメシア
ただ、僕らがいることを忘れないで?
ジャックハート
早く帰ろう
マルフィ
おいで、アップルポイズン
アップルポイズン
……(手を取る)
林檎を食べるのは 俺達だけで充分だ
女王陛下など必要無い
全て上手くいった♪