不死身の海軍人

it show time！

いつも俺に笑いかけてくれる国がいた

俺はその国が好きだった

だけど、その国は俺の弟

名前は日帝…大日本帝国陸軍だ

だけど、そんなある日の事だった

ﾊﾞｧﾝｯｯｯｯ

日帝は戦争中に亡くなった

しかも、まだ20歳にもなってない

そんな若さでこの世を去った

それから幾度と時が流れた

俺には日課ができた

大切な弟、日帝の墓参りだ

どうなっていたんだろうな

そんなことを呟いた

そしたら

って、日帝の声が聞こえた

日帝はこの世を去ったはずなのに……

思い返せば

俺は日帝に何もしてやれなかったかもしれない

だけど、これだけ受け取って欲しい

日帝が綺麗と言っていた

アサガオと

ユリオプスデージーに、

俺の気持ちの赤い薔薇と

ハナミズキを添えて、

そしたら、日帝が笑ったような気がした

日帝が残した最後の言葉を

ふと思い出した

嗚呼……

やっぱり…

天国でも日帝が笑っていられるように

そう言って歩き出した

不死身の海軍人という称号と

国民からの重すぎる期待を背負って

日帝を殺した敵国との戦争に向かった

アサガオ=固い絆 　　　 愛情

ユリオプスデージー=円満な関係 　　　　　　　　　明るい愛

赤い薔薇=貴方を愛しています

ハナミズキ=私の想いを受けてください