会場の方へ行ってしまい試合会場に入るとプレゼントマイクのアナウンスが聞こえてきた
轟とかなでが試合会場に入ると珍しいと言わんばかりの歓声を浴びる
『付き合っているのか?』などという声もあった
プレゼントマイク
おーっと、あればエンデヴァーの息子轟焦凍ー!!そして、オールマイトの息子の毒島かなでー?
プレゼントマイク
嘘だろ?犬猿の仲の2人の子供がいい感じに?イレイザーどう思う?
イレイザー
別にどうも思わない。それより司会を続けろ
プレゼントマイク
冷たいねfuー!!さぁぁて、轟焦凍の借り物競争の紙にはなんて書いてあるんだー?
轟は係の人に紙を見せモニターに映す
そのモニターを見て固まった人は3人
オールマイトとサー・ナイトアイ、エンデヴァーだ
エンデヴァー
焦凍ぉー!お前なんでオールマイトの息子と一緒に居る?
オールマイト
かなでくん!お付き合いしてるなら、ちゃんと言いなさいって言ったよね?
ほぼ同時に両方の親が叫ぶ
この状況を一刻も早く何処かへ逃げ出したいと言うことばかりかなでは考えていた
轟の顔の方に視線を向けると
ちゅ
リップ音が耳に入ってきた
観客席の方から『きゃー!美男美女カップルかよぉ!羨ましい』
という黄色い歓声が試合会場一面に広がる
この状況にかなでは耐えきれず
毒島かなで
焦凍くん?僕の毒でトーナメント戦に出られない身体にしてあげましょうか?
かなでは黒い笑みを浮かべながら言う
轟焦凍
それは困る
毒島かなで
だったら早くこの場から離れましょう
轟焦凍
お、おう
プレゼントマイク
オールマイトの息子がすげぇ怖ぇ事言ってるぞ!fuー!
イレイザー
うるさい