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🍣くん短編集

第1話 - 楽しくない仕事

2,593

2025年08月21日

#ご本人様には関係ありません

#iris

#nmmn

#病み

#4番さん

あっぷるぱい

⚠️過呼吸、微自殺未遂表現あります

嫌な方はここでみるのをやめてください

ないこ

っ…

ないこ

ぁ゛ー…

仕事

一日のほとんどが仕事に追われている。

リーダー、社長という肩書きを背負って俺は今日も生きてゆく

ないこ

…

ないこ

…楽しいわけない

初兎

行け！いむくん！w（小声）

ほとけ

なんで僕？！（小声）

初兎

いいから早く！！ww

ほとけ

あぁもう！！

ないこ

あの…

ないこ

ごめんね？

ないこ

うん

ないこ

聞こえてるんだけど

ほとけ

…あっはwwww

初兎

聞こえてんのかよwwwwww

ないこ

そりゃ…w

ないこ

そんな大声やったら聞こえるやろw

ほとけ

大声…？？

ないこ

は？

りうら

無理だよないくん

りうら

2人とも小声のつもり

ないこ

ぇいやww

いふ

邪魔されて可哀想になぁ

悠佑

ほんまやでw

悠佑

ないこ仕事してんのにw

ないこ

ほんとだよ！

初兎

…てか

初兎

ここでも仕事すんの？

初兎

しすぎちゃう？

ないこ

そう？

ないこ

まぁでも

ないこ

俺は仕事してる時も幸せだよ

いふ

…

悠佑

…

ないこ

ちょっとなんか喋ってよ！w

ほとけ

いやないちゃん人間じゃない

初兎

それな

ないこ

どこがだよ！！w

ほとけ

僕妖怪と仲良くしてたんだ…

いふ

あははwww

りうら

妖ww怪wwwww

悠佑

りうら笑いすぎw

ないこ

妖怪？！！ww

ないこ

ほとけっち調子乗ってる？？w

ほとけ

だってそうじゃん！

ほとけ

おかしいよ！！w

いふ

…まあな

いふ

でもないこはそういうやつなんや

いふ

仕事してる時が1番成長を実感できるようなやつやねん

悠佑

…やね

ないこ

よく分かってんじゃん

ないこ

そこの3人とは違ってね

りうら

…そんなこと言うんだ？

りうら

もうお兄ちゃんって呼ばないもーん

初兎

そんな可愛い脅し効かんやろwww

ほとけ

初兎ちゃん

ほとけ

相手はないちゃんだよ

初兎

あ

ないこ

ごめんごめん

ないこ

もう言いません

ないこ

一生言わないです

りうら

ふん

ほとけ

…ほらね

初兎

りうっこすぎるてwwww

仕事が楽しいって思っていた日々はもう戻ってこない

今は、辛い辞めたい早く抜け出したい

いっそのこと死んでしまおうかぐらい思っている

ないこ

…しぬ？

ないこ

いやいや

ないこ

そんなこと…

ないこ

…

ないこ

出来ないだろ

ないこ

そんなん…

ないこ

…

仕事からの帰り道

ただ電車を待っているだけの日常

ないこ

はー…っ

ないこ

…

何も考えられない頭

今俺は何をしているのだろう

ないこ

…ぇ

ないこ

…

ふと我に返ると線路へと足を運んでいる自分がいた

ないこ

…

足を止めればいい。ただそれだけのことが出来なくて、もう死ぬんだろうなって本能的に感じ取る

ないこ

…っ（目を閉じる）

あと2、3歩で落ちる。電車はすぐそこに迫っている。

ないこ

ふー…

覚悟を決めて目を閉じた。その時

いふ

ぉ゛い！！

ないこ

…

ないこ

…ぇ

誰かに手を掴まれた

ないこ

…は

後ろを振り返ると見慣れた顔が

いふ

は？？

いふ

ちょ

いふ

え？？？

いふ

ないこ？

いふ

ぇ大丈夫か？

いふ

どうした？

ないこ

…え

ないこ

え…

質問攻めにされてちょっと困惑する

いふ

…

いふ

ちょっとこっち行こ

いふ

危ないわここ

いふ

人多いし

ないこ

…ぁえ

ないこ

え…あうん

まろに手を引かれホームから離れる

家に向かって歩きながらまろが質問してくる

いふ

ぇがち大丈夫？

いふ

シンプル疲労？

いふ

落ちそうになっただけ？

ないこ

…

ないこ

ぃや…

ないこ

…うん

いふ

…

いふ

…なに

聞いた事のないぐらい低い声

ないこ

…ぇ

いふ

分かってんねん俺だって

いふ

明らか自分から進んどったやんけ

ないこ

…

ないこ

っ…

いふ

違うんやったら弁明して

いふ

事実なら普通に教えてや

ないこ

ぐす…っ

いふ

…

いふ

…え

いふ

え？

ないこ

ぁのごめ…っ

いふ

ちょまって

いふ

ごめん

いふ

泣かせるつもりはなかった

いふ

…

いふ

俺の家行こ

ないこ

…ぅ

いふ

…ごめんな

いふ

まさか泣くとは思わんかった

ないこ

…大丈夫

いふ

質問していい？

ないこ

…

ないこ

（頷く）

いふ

単刀直入に聞くで

いふ

…ないこは死のうとしてた？

ないこ

…

ないこ

ぁの分かんない…

いふ

分からん？

ないこ

気づいたら…足

いふ

ぁ無意識に？

ないこ

ぅん…

いふ

気づいたら落ちる寸前やったってこと？

ないこ

…ぅんそう

いふ

なるほどな…

いふ

じゃあ死にたいとかは別に思ってへんかったん？

ないこ

…

いふ

…いいよ全部言わんでも

いふ

教えられるとこだけ教えて？

ないこ

…してはいた

ないこ

けど別に…

ないこ

今日やろうとは…してなかった…

いふ

そうなんやね

いふ

何が辛かったとか言える？

いふ

言えへんかったらまた今度でもいいよ

ないこ

…ぁの

ないこ

覚えてる…？

いふ

ん？

ないこ

俺…

ないこ

前まで…仕事してる時も楽しかったの

いふ

…言ってたね

ないこ

でも

ないこ

最近…全然楽しくない…

いふ

…

ないこ

なんなら

ないこ

…

ないこ

…しんどいし辛い

いふ

…うん

ないこ

リーダーとか…社長とか…

ないこ

そういう肩書きが邪魔…してきて…

ないこ

俺がやらないとって…っ

いふ

…そっ…か

ないこ

仕事…しようとするだけでも…

ないこ

辛いし…死にたいって思う…

いふ

…っ

ないこ

死にたかったけど今日は死ぬ気じゃなかった

ないこ

っていうのが答えかな…？

いふ

…

いふ

色々話してくれてありがとな

ないこ

んーん全然

いふ

…皆呼ぼか？

ないこ

…え？

いふ

話しといた方がいいんちゃうん

ないこ

…

いふ

流石に共有するべきやとは思うよ

いふ

もちろんないこの意見を尊重するけどな

ないこ

…

ないこ

…言う

いふ

…お

ないこ

けど

いふ

？

ないこ

嫌われないかな

いふ

え

ないこ

こんな弱音を吐くやつが…

いふ

…ないこ

ないこ

社長兼リーダーとか…

ないこ

絶対…向いてないし…あと

いふ

ないこないこ

いふ

ストップ

ないこ

…え

いふ

嫌うわけないやろ

いふ

俺が保証する

ないこ

…

ないこ

…ぁの

ないこ

まって

いふ

…え

ないこ

やばい

いふ

ぇなに

ないこ

なんか…やば…

いふ

え？

ないこ

分かんないけど…

ないこ

なんか

ないこ

めっちゃ死にたい…っ

いふ

…？！

いふ

は…え？！

ないこ

どうしよ…なんこれ…っ

いふ

ちょ…え

ないこ

…しぬ

いふ

ぇまって

いふ

死なん死なん

いふ

だめやって

死にたいという願望に逆らえないまま無意識のうちに足を進める

いふ

ちょ…

いふ

おい！ないこ！！

いふ

ちょほんまに…っ

いふ

ストップストップ

いふ

がちで止まれ…！！

ないこ

…

自分に包丁を向けたまま止まる

いふ

ないこ話聞いて

ないこ

…

早く死にたい。その一心で包丁を振り下ろす

いふ

…っ

いふ

ないこ！！

ないこ

…ぇ

自分で刺して俺は死んだ

はずだった。

いふ

…っ

なぜか俺の視界には腕から血が出たまろが写っている

ないこ

…は

ないこ

ぇ…え

ないこ

…はぇ

ないこ

ぇまろ…っ？！

ないこ

ちょ…え

ないこ

ごめ…っ

ないこ

え…ぇ

いふ

だい…じょうぶやって…w

ないこ

まろ…っ

ないこ

みんな…っ

ボロボロに泣きながらグループ通話を開始する

ないこが通話が開始しました

初兎

…（がたん

初兎

ぇちょなにこれ

初兎

なんかあったっけ？

りうら

ないくん？

ないこ

…

りうら

ぇこれミュート…

初兎

あそういう…

りうら

どうしたんだろ…

ほとけ

…（がたっ

初兎

ぁいむくん

ほとけ

…ぇなに

ほとけ

なにこれ？なんの通話？

りうら

ぇいや分かんない…

ほとけ

え？

初兎

ないちゃんミュートなんよ

ほとけ

…え？

悠佑

…（がた

悠佑

あれ皆おるん？

初兎

なんかないちゃんミュートっぽい

悠佑

は？

ないこ

…（がたん

りうら

…お

初兎

あないちゃん？

ないこ

ぇいや

ないこ

あの…っ

ないこ

どうしよどうしよ…

ないこ

俺の…っ

ほとけ

…え

りうら

ぇないくん？

ないこ

俺が…！！

ないこ

俺のせい…っ

いふ

はぁ…っ

いふ

ちゃう…って…w

ないこ

しゃべ…ないで…！！

いふ

えぇ…w

悠佑

ぇなん

悠佑

どういうこと？

初兎

まってなんかあったん？

ないこ

俺…っ

ないこ

まろのこと…刺して…っ

初兎

…ぇ？！

ほとけ

…え

りうら

は…？！

悠佑

ぇちょまってまって

いふ

だから…ちゃうて…w

悠佑

まってなんで？

ないこ

ぁの…っ

悠佑

…それは後やな

悠佑

まろは無事？

いふ

まろ…元気です…w

ほとけ

ぇいや…え？

初兎

ちょっとこれ俺ら行った方が…

悠佑

…せやな

悠佑

俺行くわ

りうら

ぇあ俺も…！

ほとけ

僕も行く

いふ

待ってないこ…！！

悠佑

…え

悠佑

まろ？！

いふ

早く…来て…っ！

初兎

急ぐわ！！

りうら

死ぬ気で行く

ないこ

…そうだ

ないこ

俺が死ねば…

いふ

…は

いふ

待ってないこ…！！

ないこ

離して…！

ないこ

俺は最低なんだよ…っ

ないこ

まろのことも…傷つけて…

ないこ

生きていていい人間じゃない…！！

いふ

そんなことない…！

いふ

ないこは…生きてなあかん…っ

その時玄関のドアが開く音がした

ガチャ

悠佑

まろ！ないこ！！

いふ

あにき…っ

ないこ

絶対死ぬべきなんだって…！！

いふ

あにき…ないこ止めて…（泣

悠佑

もちろんや！！

悠佑

まろちょっと待っとってな

いふ

うん…っ

ガチャ

初兎

まろちゃん！！

いふ

しょにだ…！

初兎

ぇないちゃん？！！！

いふ

ないこのこと…止めて…お願い…っ

初兎

…

初兎

俺らはまろちゃんの手当をするで…！

りうら

あにきに任せよ…！

いふ

…りうら…

ほとけ

色々買っといて良かった…っ

いふ

ほとけ…

りうら

ごめんちょっと染みるかも…

いふ

…ありがと…（泣

悠佑

ないこ落ち着け！！

ないこ

だって…！

ないこ

俺なんか！！！

悠佑

俺なんかちゃうやろ！

悠佑

…誰もないこに死んで欲しいとか思ってない

ないこ

…

悠佑

全部教えてや

悠佑

絶対救うって約束するから

ないこ

…うん…っ

いふ

あにきぃぃ…ありがと…っ

手当されたまろが近づいてくる

悠佑

まろ大丈夫か…？！

いふ

ぅん平気…w

ないこ

…まろ…

ないこ

ごめんほんとに…

ないこ

許されるわけないけど謝らせて…っ

いふ

…ないこのせいじゃないやん

いふ

俺が勝手に止めた

いふ

それだけやろ？

ないこ

…っ

悠佑

…ここで話してもなんやし向こう行くか

ほとけ

だね

悠佑

一から話せるか？

ないこ

…昨日の夜

ないこ

まろに会ったの

初兎

（頷く）

ないこ

…電車のホームで

悠佑

…（察

ないこ

普通に帰る時だったんだけどね

ないこ

なぜか…なんでか分かんないけど…

ないこ

死のうとしてたらしくて

りうら

…え

ほとけ

っ…

いふ

…うん

初兎

ぇ「らしい」ってなんなん…？

ほとけ

ね僕も思った…

ないこ

…完全に無意識だった

ないこ

気づいたら足が線路に向かって歩いてて

悠佑

…お

ないこ

もう落ちるんだって…

りうら

…

ないこ

その時にまろが助けてくれた

いふ

…最初は

いふ

落ちそうになったんかな…とか…

いふ

まぁ色々考えたんよ

いふ

でも明らかに自分から行っとったから…

悠佑

そう…か…

ないこ

…前までは楽しかった仕事も全然…

ほとけ

…

ないこ

楽しくないどころか辛いって思ってきて

初兎

…っ

ないこ

なんなら仕事をするたび死にたいって思うようになった

ほとけ

ぐす…っ

ないこ

こんな弱音を吐く人に誰も着いてきたくないだろなって

ないこ

そう思ったから隠すつもりだった

りうら

そんなこと…っ

ないこ

分かってるよ

ないこ

皆なら絶対りうらみたいな言葉言ってくれるって

ないこ

それでも怖かった…（泣

初兎

…

ないこ

信頼が…関係が…

ないこ

全部なくなるんじゃないかって…（泣

ないこ

…

ほとけ

…っ

ないこ

さっき急に死にたくなって包丁を持った

いふ

…ぅ

ないこ

自分の心臓目掛けて刺すつもりだった…！！

ないこ

だけど…まろが…っ

ないこ

…っ

りうら

そういう…ことだったんだ…

初兎

…ないちゃ…

悠佑

…まろ止めてくれてありがとな

いふ

…ぇ

悠佑

まろが止めてくれんかったらないこは今ここにおらん…

ほとけ

うぅ゛…っ

悠佑

まろのおかげ

いふ

…っ

いふ

俺の…おかげ…っ

悠佑

…ないこはごめんじゃなくてありがとって思っとったらいいんちゃう？

ないこ

…え

悠佑

助けてくれてありがとうって

悠佑

まろのおかげで生きれていますって

悠佑

そう思うことがまろにとって1番嬉しいと思うで

りうら

…うんっ…

ないこ

…

ないこ

まろ…っ

ないこ

ありがと…！

いふ

…！！

いふ

どういたしまして…！

悠佑

はー…っ（涙目

初兎

ぇちょ

初兎

悠くん…？！

悠佑

ごめ…っ

悠佑

こういうこと初めてで…っ

ほとけ

…

ほとけ

…僕もそう

ほとけ

めっちゃ怖くて身体動かなかった…

ほとけ

…あにきが動いてくれたおかげだよ

悠佑

お前ほんま…っ

悠佑

お前らみんなだいすきや…！

りうら

…んふっ

りうら

りうらも…！

初兎

僕も好き…！

ほとけ

僕も

いふ

俺も…好きやで

ないこ

…

ないこ

俺も…！！

この作品はいかがでしたか？

2,593

12件

とにかくめちゃくちゃハートしたよ〜

ないちゃーーーーん神すぎ作品〜〜〜〜

はぁぁぁぁ！！！！最高だよぉぉぉ😭 え、神ないふとか最強やんてかifくん優しすぎて好きだわ(((

あっぷるぱい

プロフィール

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