テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
501
14
満開の桜
4月
敷地内に入ると
ガラッと風景が変わった
優奈
優奈
ここは春になると
満開の桜が出迎えてくれる場所
人も少ないから
穴場と言ってもいいだろう
優奈
私は歌を軽く歌いながら
レジャーシートを取り出す
1人でお花見に来たのだ
優奈
この近くには池があり
花が散っても花びらが池に落ち
それはそれで違った雰囲気を味わえる
優奈
私はレジャーシートに座り
お弁当を取り出す
優奈
それはコンビニで買ったお弁当だった
私には両親がいない
優奈
私は生まれたあとすぐに
父親が亡くなったそうだ
小さい時のことなのであまり覚えていない
優奈
優奈
空っぽになった弁当箱
私は物足りなさを感じた
優奈
公園の周りを歩きながら
桜を眺めていると
幸せそうな家族が見えた
優奈
そう言いながら
上を見て歩いていると
トンッ
優奈
優奈
優奈
???
その人は笑顔でそう言ってくれた
優奈
???
???
優奈
???
優奈
???
私を大切にしてくれる人なんて
いなかったから
???
???
晴翔
優奈
優奈
晴翔
…何この人
晴翔
優奈
優奈
晴翔
だから見覚えがあるのか
優奈
優奈
晴翔
晴翔
優奈
優奈
晴翔
この人は不思議なことを言う
優奈
晴翔
優奈
満開の桜
風で落ちる花びら
そして、君との出会いが
私の人生を変えることを
私はまだ知らない
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!