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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

赤side

いつからだろう

君がおかしくなったのは

最初は、ちょっとしたことだったんだ

えーと、ここはこうして…

そこは、こっちのほうが…

でもこっちもやで?

いつもは会議で意見を出す君が、何も喋らなかった

トントン

…ッ!ビクッ

黄くん?

あ、赤…?

どうしたの?何か元気ないよ?

え、あ…大丈夫…

ちょっとぼーッとしてただけだよ…ニコ

そう…

君のことだ

きっと編集ばかりして寝不足なのだろう

そう思ってた

でも、

黄く~ん、帰ろう~

赤… ご、ごめんッ!

今日予定があって、いそがなくちゃいけないからッ…

そっかぁ…

じゃぁ、また今度ね

うんッ…ニコ

いつからか、俺の誘いを断って、1人で帰るようになった

まるで、何かに怯えているように

そしてもう一つ

彼と居る事が多くなった

黄くん

今日僕ん家来ない?ニコ

えッ…?

一緒にゲームしよう…?

いいでしょ?ガリッ(首

ヒッ…!

は、はいッ!行きますッ…

んッ!ニコ、そっか

じゃぁ、待ってるね!

コクコクッ…

んふふッ…♡

黄くん…

…!ビクッ

なに…?ニコ

最近の黄くん…

なんかおかしいよ

なにも、おかしくないよw…ニコ

どうしたの急にw…?

…いや

彼は嘘が上手かった

しかし、俺はそれを見抜けた

君は何かに怯えている

だが、それから半年

君が変わった

いつものように朝から会議だった日のこと

がちゃッ…

おはようございますッ!みなさん!ニコ

おはyッ…

ッ…!?

き、黄ちゃん…?

黄くん…?

君が痣だらけで来た

顔や体、至るところに青紫のあざ

所々切れてる所もあって、とても見ていられるものではなかった

…?

みなさんどうしたんですか?

黄…お前…その傷…

どうしたの…?

なんや、あったんか…?

傷…?そんなのないですけど?

言っている意味が分からなかった

誰がどう見ても傷だらけの体

それなのに傷はない?

黄ちゃん、ちょっとこっち来て

赤くん、俺も行くよ

うん

えっと、まず…黄くん…

…?

なんですか?

その身体中にある傷は何?

傷…?そんなのないですよ…?

ないって…

じゃぁ、これは何ッ…?

そう言って腕の痣を指すと

傷じゃないです

これは"愛"です

はッ…?

え…

傷じゃなくて"愛"?

何の夢だと思った

彼は真面目な性格だ

恋、ましてや愛と呼ぶまであることに、興味などなかったはず

前の会議から一週間

あの時は普通だった

この一週間で何があった?

黄くん…ごめん

へッ…?

ドサッ

ッ…!?

バッ…

仕方なく押し倒した

上の服をギリギリまでたくしあげると

ッ…

さっきとは比べ物にならないほど多い傷、痣

そして、

キスマッ…?

やめてッ…!ポロッ

黄くん…?

やめてッ、触らないでッ…!

僕に触れないでッ、見ないでッ!

嫌われるッ…!ポロポロ

嫌われちゃぅッ…!ポロポロ

黄ちゃん…?

嫌われるって、誰に?

誰に嫌われちゃぅnッ…

赤くん、

今は…そっとしておこう

はい…

がちゃッ

黄、どうだった…?

喧嘩でもしたん…?

違う…

黄ちゃんずっと変な事いってて、

もしかしたら悪い事に巻き込まれtッ…

がちゃッ…

おはよう~

あッ!青!

うおぉ…何?

って、あれ黄くんまだ来てないの?

違うねん!なんや、黄ちゃん今日きzッ

休みだってッ!

え?

えッ?

具合悪いから、休み…だってッ…

へぇ~

珍しいね、ニコ

う、うん…そうだね

そしてあの日から

黄くんはいなくなった

電話をしても、ラインをしても、

既読すらつかない

あの日は、俺が家まで送った

最後はニコニコして、体以外はいつもどうりだった

でも、家に行っても君はいなかった

まるで君だけがいなくなったように

みるくんは今も俺が預かっている

犬好きの彼が、みるくんを置いてどこかへ行くだろうか?

すとぷりの活動は、今までのストックで何とかしている

早く見つけなければ

しかし、俺にも目星をはついていた

青ちゃん

まだ彼が普通だったころ、

きっと彼は青ちゃんに怯えていた

そして、それがなんらかの理由で愛に変わった

最後に青ちゃんの家に行ったのは3ヶ月前

きっと、それがすとぷりのなかでも最後

頑なに入れてくれなかった寝室

俺は黄くんを助ける

だから、

来ちゃった…

青ちゃんがいないうちに、青ちゃん家を探すことにした

青ちゃんは紫くんが止めてる

2時間は最低でもこない

黄くん…

がちゃッ…

黄くんッどこ?

どこを見ても黄くんはいない

その時思い出した

最後に来たとき見つけたローション

棚のなかにあった、ペットにしては大きすぎる首輪

そして、黄くんの写真

あの時はただの写真だと思っていた

でもよく考えると、黄くんより背の低い青ちゃんが

上から撮れるわけない

急いで寝室に向かった

がちゃッ…

き、黄くん…?

ん…?青ちゃ…?

ひッ…

黄くんはベッドの上にいた

裸で、首輪をつけて

俺に怯えて

黄…くん…

だ、

誰?

なんかよく分かんないのできた

好評だったら続き出します!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

16

ユーザー
ユーザー

最高ですッ!! 続きが気になりすぎます(´;ω;`)

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