TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

元の世界に戻れる方法

一覧ページ

「元の世界に戻れる方法」のメインビジュアル

元の世界に戻れる方法

3 - 第3話 vvkkの過去

♥

103

2024年11月27日

シェアするシェアする
報告する

どうする?

もう例の小屋行くか?

奈路

ん〜僕は出会ってまだ少ししか経ってないからまだもう少しいて欲しいけど……

奈路

抹舞くんが戻りたかったら別に大丈夫だよ!

抹舞

…まだもう少し此処に居る

奈路

嬉しそうな顔してる……なんかこっちも嬉しいな…

奈路

じゃあさ!明日お祭りあるらしいから皆で行かない?!

抹舞

良いね!

皆って?

奈路

僕と比々くんと抹舞くんとかいてぃーと葵さんとか!

ほう

奈路

じゃあもう夜遅いし寝よ!

抹舞

そうだね

Zzzzzzzzzz

奈路

早w

奈路

じゃあ僕はかいてぃー達誘ってみるね

奈路

抹舞くんおやすみ!

抹舞

おやすみ!

抹舞

ん、……

おーきーろー

抹舞

んんぅ、……

奈路

抹舞くん起きて〜

抹舞

ん、奈路くんおはよ……

なんでコイツが起こしたら起きんだよ…w

奈路

皆用意して〜かいてぃーの所行くよ!

りょー

奈路

おーはーよーー!!!!

奈路

かいてぃーーー!!!

海斗

ちょ、うるさっw

奈路

えへへ、ごめんごめんw

仲良いな〜

抹舞

ね〜

眠いよね〜

おい今なんか1人だけクソ関係無いこと言ってたぞ

海斗

んでなんで此処に来たんだ?

奈路

暇つぶし

海斗

奈路

夏祭りまで結構時間あるじゃん?

ひーまー

洸玖

なーにしてんのっ?

いやー暇だな〜って思ってさ〜

洸玖

うんうん

……は?

洸玖

ん?

ちょ、え、は?

ちょ、え、は??

洸玖

ん?w

え、なんでお前此処に……

どういう展開?

海斗

さあ?

洸玖

いや〜非常に言いずらいんだけどね?

お、おう

洸玖

比々くんが死んじゃってさ、めっちゃ辛くて精神的にも限界が来ちゃって後追いしちゃった☆

……バカじゃねぇの、

洸玖

はいはいバカですよ〜w

抹舞

……

奈路

感動……

なに感動してんだよ()

洸玖

てかさてかさ!抹舞さんいるじゃん!!

抹舞

洸くんじゃん……

奈路

え?!なになに知り合いなの!?

洸玖

抹舞さんは先輩でいつもお世話になってたんだ〜!

奈路

へ〜!

奈路

そうだ!洸玖てゃん!

洸玖

ん?

奈路

洸玖てゃんも一緒にお祭り行かない?

洸玖

え!いいの?

奈路

うん!

暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇

洸玖

こえーよ

奈路

ね〜暇だし死ぬ前の話しよ〜

抹舞

わお元の世界ではなかなか聞けない言葉

奈路

じゃあまずは〜比々くんと洸玖てゃん!

え、ダル

洸玖

暇って言ったよ誰だよ

え〜くそ長くなるぞ

奈路

いいよ!

じゃあ話すぞ

……洸玖良いか?

洸玖

うん

俺たちは病院出知り合った

2人とも病気だった

洸玖

ねぇ!君名前は?

……空

洸玖

空…いい名前だね!

洸玖

俺は洸玖!

洸玖

よろしくね!

……よろしく

正直友達とかは作りたくなかった

どうせ俺はすぐ消えるから

心残りなんて作りたく無かった

だから最初はわざと冷たくした

そうすると大抵の奴はもう話しかけてくることをやめる

だけどそいつ、洸玖は違った

どんなに冷たくしても毎日話しかけてくれた

正直とても嬉しかった

どんどん洸玖と打ち明けていって、気がつくとなんでも話せる関係になっていた

洸玖

ねぇ!空くん!

ん?

洸玖

……

洸玖

わあ!!!

うわぁっ!?

洸玖

あっはは!めっちゃびっくりするじゃん 笑

ふざけんなよw

洸玖

空くん!……いやビビりだから比々くんね!!

なんだよそれ 笑

そんな他愛のない話を毎日していく間にいつの間にか俺は恋焦がれていた

洸玖

わぁ!!

洸玖

屋上なんて初めて見た!

目を輝かせている彼は非常に可愛かった

このままこの時間が続けばいいのにな〜

なんて考えてるのもつかの間

神様は残酷だ

う‪”‬ッ……

急な激痛にその場に塞ぎ込んでしまった

洸玖

比々くんッ!大丈夫?!

心配そうな君を見てこんな状況でも少し嬉しくなってしまった

ッ…ゲホッぅ、ゴポッ

喉からしてはいけない音が聞こえた

洸玖

え、…血……

これ、ヤバ…い、わ……

洸玖

ま、待ってて、先生呼んでくるから……!

彼の目に涙が浮かんでいた

洸玖

ねぇ、……空

…ん?

洸玖

空はまだ助かる…よね、?

……

俺は余命宣告された

あと1週間ちょっと

勿論洸玖もこの事は知らされている

洸玖

なんで比々くんが……空が……

洸玖

ねぇ、ヤダよ、……

……

洸玖

俺ずっと一緒にいる

洸玖

朝も昼も夜もずっと……

お前学校あるだろ…?

洸玖

そんなのどうだっていい

洸玖

どうせ習った所で俺も成人する前に死んじゃう

洸玖

なら空と一緒に居る方が良い

……!

そうかよ……w

洸玖

えへへw

こんなのほぼ告白だろ……w

あと1週間か……

とか考えていたけど実際のところ1週間も無かった

俺は今日の晩目を覚まさなくなった

この作品はいかがでしたか?

103

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚