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海苔
海苔
海苔
あの日から、いじめが始まりました
先生も、クラスメイトも、皆zmの敵になりました
階段を降りると
クラスメイト
強く押されます
下に転がり落ちて、zmは怪我をします
担任
授業のとき、難しい問題は全てzmが答えました
答えられないと、
担任
zm
担任
zm
担任
クラスメイト
担任
担任
zm
クラスメイトと先生は協力して、あらかじめ 答えを配り、zmを見下す態度を取りました
恥をかかせようと必死になっていました
体育の授業では、ドッジボールでも、 サッカーでも、器械運動でも、zmは怪我をしました
側転した子の足がzmの肩に命中します
跳び箱を跳んだ子の足が zmの腕にクリティカルヒットします
ドッジボールで狙われるのはzmだけ
鬼ごっこで追われるのもzmだけ
サッカーでキーパーをするのもいつもzm
仕事が多くて大変そうですね
靴が隠されました
ゴミ箱の一番下から出てきました
教科書がなくなりました
悪口の書かれた自分の教科書が捨てられていました
放課後は殴られました
先生から踏みつけられました
ハサミを出した子もいました
傷は簡単には見えないような 腹や背中にばかりつきました
お母さんにもお父さんにも気づかれませんでした
もう限界だった
たすけてほしかった
救われたかった
苦しんでいる自分を
見つけて欲しかった
自分の部屋は日に日に赤く染まっていく
自分の血の匂いが強く濃くなる
気持ち悪い
食欲が失せ、両腕は赤くなった
どれだけ腕を傷つけても、 何も食べなくても、 両親は心配してくれなかった
腕の傷を見ると、 『学校でケガしたの?気をつけなさいよ』
痣を見ると、 『どこかにぶつけたの?おっちょこちょいなところ、直しなさいよ』
もう…消えたくて…
こんな無能が
生きてても
何にもならないから
海苔
海苔
海苔
海苔