倦怠期〈読み切り〉

久々に倦怠期です！！！！

21:00

19:00に送ったLINEは 既読すらつかない。

｢今日は夜ご飯いる？｣

ってただ一言なのに

こんなに虚しくなるのは多分君のせい

22:00

帰ってくる気配はない。

あれ、 いつからこんなことになったんだっけ

もう、どうでもいいのかな。

23:00

ガチャ、ドアの開く音がする

やっぱ、 どうでもよくなんかないよ。

話そうよ、今日のことも全部

辛いことも嫌なことも全部聞いてよ

それでも逃げてるのは私なのかな

今限界と言ってしまえば？

ショッピくんの目の前から消えたら、？

もう1回ショッピくんのその目に、 写してくれる、？

ごめん、１回ショッピくんから 逃げてみるね

夜の街は、

静かで、

ただ静かで、

切なかった。

声が、ゆれる。

声が、でなくて、

また悔しくなる。

あぁ、ほら迷惑かけちゃった。

散々悪口言った

かまってくれないのも

話してくれないのも

全部嫌いだって言った

黙ったまま

私の手を引いてどんどん 家路地について行く。

ドンッ

控えめに頭をさげるショッピくん

ずるい。

でもそういうとこが好き。

結婚まで連れてってね

お疲れ様でしたー！

ショッピくんで最終回ということでね

倦怠期全話読んでくれた方 本当にありがとうございます。

最後までありがとうございました！

ってことで

じゃねば！！