テラーノベル
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最近、よりぃさんが少しだけ静かだ
もともと、穏やかな人だけど、
その"静かさ"の質が違う気がする
よりぃ
叶夜
廊下ですれ違った時
目が合って、微笑んでくれた
でも。
叶夜
胸の奥が、少しざわついた
叶夜
いつもより遠い
話しかけようとして、やめた。
理由はわからないけど
"今じゃない"気がした
縁側に座るよりぃさんの背中を見る。
叶夜
聞けば答えてくれる。
きっと、優しく。
でも__
叶夜
私は何も言えなかった。
風がふいて鳥居の鈴が鳴る。
その音が、やけに遠く感じた。
灰縁
境界の影から声を出す。
灰縁
灰縁
月明かりの下、影が1つ、形を取った
結影
結影の声は低く、感情がない
結影
灰緑は、楽しそうに笑った。
灰縁
灰縁
灰縁
結影
結影
灰縁
灰縁
灰緑は肩をすくめる
灰縁
灰縁
結影の影が、わずかに濃くなる
結影
結影
灰縁
灰縁
結影
一瞬空気が張り詰めた
灰緑は、その緊張を頼むように 目を細める。
灰縁
灰縁
結影
灰縁
灰緑は背を向ける
灰縁
振り返らずに、続けた
灰縁
灰縁
結影は即答した
結影
結影
1拍
灰縁
灰緑は低く笑った
灰縁
言葉を濁したまま、影に溶ける
灰縁
気配が消えた
結影は、しばらくその場に立ち尽くしてから 空を見あげた。
結影
だが。
境界は、確実に波打っていた。
コメント
4件

結末が〜気になりすぎて〜夜しか寝てない〜