アミノ酸
クエン酸
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クエン酸
!お願い! ・通報やめて、、、 ・地雷さんはUターン! ・物語の流れで一部病み要素あるかもです ・ご本人様には一切関係ありません!
アミノ酸
だるい。
昔からつまらない人生だった。
生活は基本自由。
得意なことも不得意なことも ない人並みの人間だ。
自分の趣味だとか熱中できる事だとか わかんなかったし、 毎日勉強ばっかりしていたから そんなの考えようともしなかった。
悠くんに出会ったのは ある雨の日の事。
いむくんの家に行った帰りの時。
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくんに別れの言葉を告げてから いつも通りの道を通って帰る。
いつもいつもそれの繰り返しで。
しょうくん
今日は一日中雨が降っていて。
全てが泣いているように見えた。
車窓からいつも通りの風景を眺める。
しょうくん
そこで
雨の中立ち尽くす彼を見つけたんだ。
しょうくん
メイドさん
しょうくん
ガチャッ
メイドさん
傘を握って車から降りる。
メイドさん
しょうくん
メイドの言葉なんて無視して 彼の方に歩く。
メイドさん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
悠くん
しょうくん
そう言って傘の半分を譲る。
悠くん
彼は申し訳なさそうな顔をした。
しょうくん
これは最悪の場合だけど。
悠くん
悠くん
雨の音が激しくなる。
しょうくん
しょうくん
悠くん
彼はとてつもなく驚いた顔をした。
悠くん
しょうくん
しょうくん
すると僕らの沈黙の合間を縫うように 甲高い声が聞こえる。
メイドさん
しょうくん
しょうくん
メイドさん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
メイドさん
しょうくん
悠くん
しょうくん
しょうくん
そう言って彼を家に入れた。
悠くん
口の付けられていない紅茶。
しょうくん
悠くん
しょうくん
話してるうちに悠くんが 小説を書いていることを知った。
悠くん
必死に取り返そうとしてくる悠くん。
それを横目に僕は原稿用紙に 書いてある文字を見つめる。
しょうくん
文字が自然と目に入ってくる。
自分が今まで読んだ どんな本よりも面白く感じた。
悠くんの作品の中では みんなが平等に感情を持っていた。
主役の一人娘も悪役令嬢も、 みんなが等しく美しくて。
しょうくん
悠くんの目をじっと見つめて。
しょうくん
悠くん
そう言うと悠くんは泣きだした。
しょうくん
しょうくん
悠くん
悠くん
今日は一日中雨が降っていて。
彼の気持ちが晴れそうになかった。
悠くんの作品は 今までたくさん言われて来たらしい。
失敗作だとか親の七光りだとか。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
悠くん
目の前で涙を流す悠くん。
悠くん
しょうくん
悠くんの周りが 認めてくれないと言うなら。
しょうくん
悠くん
しょうくん
今日は一日中雨が降っていて。
だけど
雨は少しだけ弱くなった。
しょうくん
しょうくん
寝る前にこんなこと… 思い出しちゃうなんて…
しょうくん
全部、夢の中であって欲しかった。
しょうくん
コンコンッ
いつもと同じはずの白い扉が なぜかいつもより大きくみえる。
悠くん
何度も考え直した。
何度も見返した。
りうらにも勇気を貰った。
だから、初兎と仲直りしなきゃ…
悠くん
しょうくん
しょうくん
悠くん
しょうくん
扉の向こうから 被せるように言われた。
覚悟してたけど 実際言われると痛い。
俺の言葉ひとつひとつが俺を刺してくる。
悠くん
悠くん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
悠くん
しょうくん
悠くん
今の初兎は俺を憎い人として見ている。
俺が初兎のことを それだけ傷つけてしまったのなら。
悠くん
しょうくん
悠くん
しょうくん
ガチャッ
扉がほんの少しだけあく。
隙間から見えたのは 警戒の色をした瞳。
悠くん
しょうくん
ガチャッ
悠くん
初兎。
今までの事全部許せなんて、
今までの事全部水に流せなんて、
そんなこと求めないから。
悠くん
コンコンッ
しょうくん
悠くん
聞き覚えしかない声。
しょうくん
この前の事が頭によぎる。
しょうくん
しょうくん
悠くん
だる。
悠くんってこんなしつこかったっけ。
なぜか無性にイライラして、 同時に何か嫌悪感を抱く。
しょうくん
悠くん
悠くん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
自分の口から自然と 吐き出される言葉達。
悠くん
、、、
なんで、何も言わないんだよ。
しょうくん
悠くん
しょうくん
悠くん
しょうくん
ガチャッ
悠くん
しょうくん
ガチャッ
しょうくん
綺麗に畳まれた方眼紙。
びっしりと並べられた文字。
しょうくん
いつも通り文章を音読する。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
ふと読むのを止めてしまう。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
気を取り直して改行された 次の文を読み始める。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
すると扉の向こうで悠くんの声がした。
悠くん
悠くん
悠くん
悠くん
しょうくん
悠くん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
悠くん
悠くん
悠くん
しょうくん
悠くん
悠くん
しょうくん
靴屋は無意識に好きな人を 傷つけてしまった事に苦しんでいる。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
しょうくん
悠くん
優しく相槌をうつ悠くん。
しょうくん
しょうくん
悠くん
悠くん
真剣だけどふわふわと 僕を包み込んでくれるような声。
しょうくん
すると悠くんが満足した声を出す。
悠くん
しょうくん
悠くん
悠くん
しょうくん
しょうくん
悠くん
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クエン酸
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りうらくん
いむくん
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ないこくん
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悠くん
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コメント
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やっぱり今回も神ですね!!! この物語に出会えてガチで良かったです…………
偶然でも、自分たちの気持ちを物語の1部として書いてあるのが素敵でした! 続き楽しみにしてます!