謎の人たち
何だ、これは!!
謎の人たち
そ、空が…赤い……
謎の人たち
見るなよ?網膜が破けるぞ…
謎の人たち
うわああああ!!
空は赤く、周りの木などは燃えつき
水は蒸発して消え本当の地獄だった
まるで…
この世の終わりのような…
お母さん
太輝!
お母さん
起きないと…
畠山 太輝
ああ…分かってる
畠山 太輝
今、行くよ
どこにでもありふれた家庭
畠山家の次男、太輝は特別な力がある
まぁ…本人は気付いていないのだが
畠山 太輝
またあの夢…
畠山 太輝
調べてみるか…?
畠山 祐輝
太輝
畠山 太輝
はい
畠山 祐輝
今日、帰ったら面白い話をしてやるよ
畠山 太輝
え?!何?
畠山 祐輝
言ったらダメだろう
彼は長男、祐輝だ
2人は特別仲が良く
秘密がないほどだ
畠山 太輝
分かったよ
太輝の帰宅後
畠山 太輝
祐輝!
畠山 太輝
朝言ってた話聞かせてくれよ!
畠山 祐輝
ああ
畠山 祐輝
これは昔、じいちゃんに聞いた話なんだがな?
数年前
おじいちゃん
祐輝
おじいちゃん
この地球にはな五つの特別な力を持つ家系があるんだ
おじいちゃん
その内1つが畠山家だ
おじいちゃん
細胞の記憶を見ることが出来る
おじいちゃん
しかし祐輝には現れんと騒いでおる
おじいちゃん
それから何故これらがあるかというとな
おじいちゃん
地球を守るためだ
おじいちゃん
近くの占部さんは知っとるかね?
おじいちゃん
あの…占いの…
幼少期の祐輝
うん!
幼少期の祐輝
この前も飴をくれたよ?
おじいちゃん
そうかそうか…
おじいちゃん
その人は占いを外したことがないんだ
おじいちゃん
この間{また地球が危ない目に合う}と占ってな…
おじいちゃん
祐輝は母さんの腹の子と戦わんといけん日が来るだろう
おじいちゃん
その子にもこの話をしなさい
おじいちゃん
そして2人で他の家系の者と戦いなさい
幼少期の祐輝
うん!!
畠山 祐輝
まぁ今でも細胞の記憶は見ないんだがな…
畠山 祐輝
太輝はどうだ?
畠山 太輝
ちょうど今朝見たんだよ
畠山 太輝
祐輝に聞こうと思ってたけど手間が省けたよ
畠山 祐輝
そうか……
祐輝は遠くを見ながら言った
畠山 祐輝
一緒に戦えるか?
畠山 太輝
ああ!