夜十一時太宰がいつもより遅い帰宅で帰ってきた。
猫耳と尻尾を付けて…
中也
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
と口で云うも尻尾を振る太宰。
猫は不機嫌だと尻尾を振るもいうが意外とそうでもないことが多いらしい。
くねくねと尻尾を振る太宰を見てふわふわそうな尻尾を触りたいと思った。
気づかれないようゆっくり手を伸ばし素早くパシッと尻尾を掴んだ。
太宰
中也
太宰
なんとも女々しい声をあげる太宰。吃驚したのか俺を叱った。
かわいいのに…勿体ねぇ
そして一つ思いついた。尻尾を触られて感じたかのような声を上げるなら、体のいたる所が猫の感じる処と同じになっているのではないのか?と
そうと決まればすることは一つスマホに齧りついて調べるだけだ。
猫が触られて喜ぶ(気持ちいい)処は主に額、顎、耳周り、首。一番喜ぶ(気持ちいい)のは尻尾の付け根
それ以外を触られると不機嫌になるそうだが、太宰は完全に猫になったわけじゃない。あいつが元々好きなとこも弄ってやろう、
因みにこの時点で俺に下心は全く無い。遊び心だ(意地悪)。
中也
洗濯物を終わらせた太宰をソファに誘い、素早く目隠しをする。
太宰
太宰
太宰の言うことは全部スルーして先ずは頭を撫でてみた。
太宰
中也
大人しくなったことを確認し目隠しを外す。
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
中也
と太宰の腰を掴むと太宰はかくっと崩れて床に座り込んだ。
太宰
太宰
太宰は俺の足の間に座り身体を丸くした。頭を撫でられるとリラックスするようだ。
次に顎に手を回してみると時々ビクッとするみたいだ。
太宰
中也
中也
次は耳。優しく撫でるだけで太宰はビクつき顔を覗くとかなり我慢していることがわかった。
触られて気持ちいいのはみみと尻尾の付け根だ。
太宰
太宰
中也
何時もより低めの声で耳元で囁くと太宰は顔を紅潮させた。
俺は太宰をひょいと持ち上げうつ伏せになるように床に押さえつけわざと尻尾の付け根を触った。
太宰
太宰
力な入らないのな子供のような力で抵抗する太宰。
太宰
人間が猫化(?)すると尻尾の付け根も感じるみたいだ。
ほら見ろ。太宰なんて尻尾しか触ってねぇのにもうとろとろ。
太宰
太宰
太宰
と泣きながら云われた。
そんな事をそんな顔で云われて、
『はいわかりました。おやすみなさい』
なんて云える人はこの世で何人居るだろうか。居るのなら会ってみたいものだ。
辞めてとしか云わない口を塞ぎ、そのまま一晩。身体を合わせた。
中也
朝起きて、太宰を見ると耳と尻尾は綺麗サッパリなくなっていた。
中也
中也
太宰
中也
太宰
喜ぶ太宰を眺めているうちに何故が段々と意識が遠のいた…
中也
中也
中也
あのときの太宰は本当に可愛かったのに…
太宰
感傷に浸っていると珍しく急い時間に太宰が帰宅した。
中也
中也
中也
中也
中也
中也
中也
中也
コメント
3件
ふへ( ◜ω◝ )尊いッ尊ンッンン とっっっっても可愛い太宰さんをありがとうございます!!尊すぎます…!
可愛いd(*´ェ`*) 天才(☆∀☆)
太宰さんの猫耳…グヘヘヘヘ