コメント
1件
えへ、、、! 好き!! 続き楽しみ!!
桃
モブ
モブ
モブ
桃
俺は当たり前の生活が出来ない
何時からか好きだったバスケも出来ない
医者
中学生の秋
急に足元がふらついたと思えば
そのまま倒れて意識不明
桃
医者から伝えられたのは病気だった
それも手術でも治らない
いわゆる余命だ
医者
桃
医者も言いずらそうな顔をしていた
でもこんなこと慣れているだろう
医者の目の下にはクマ
目は明らかに死んでいた
俺みたいなやつを嫌ほど見てきたんだろう
医者
医者
桃
死ぬのは怖くなかった
友達はいない
気にかける異性もいない
分かち合える仲間もいない
だったら今すぐ飛び降りて死んでもいいくらいだった
桃
毎日学校に来れば自分の席に座り空を眺める日々
お昼なんて誰もいない空き教室で1人食事をとる
そんな当たり前な日々が続くと思っていた
後残り3年
死を悲しんでくれる友もいないまま死ぬと考えていた時
一緒に死んでくれるの!
桃
やけに屋上が騒がしかった
それも多分1人の声
死ぬ?
何いってんだ....?
その瞬間
グシャッ!!!!
桃
肉が潰れるような鈍い音が聞こえた後
ちらりと青色の羽が見えた
それも一瞬
しょうもない
現実から逃げて死んでいく
しょうもない
未熟すぎる
桃
半笑いで独り言をつぶやき
また今日も1人を繰り返す
next♡ 200