~先輩との約束を果たすまで~
私には憧れの先輩がいる。先輩に好意を抱いていた。
好きが溢れすぎて、いつも先輩を目で追っている。気づけばそれが日課になっていた。
今日は勇気を振り絞って告白をする日。OKを貰える自信なんて1ミリもなかった。だけど、ケジメをつけようと思っていた。
恋羽
辰哉先輩!
恋羽
急に呼び出してごめんなさい。
辰哉
ううん、大丈夫!
辰哉
どうしたの?
恋羽
先輩っ!
恋羽
この学校に来てから、先輩の事が大好きでした。付き合ってください!
数秒の沈黙が続く。その間も胸は高鳴り続けていた。
そしてやっと先輩の口から言葉がはっせられた。
辰哉
いいよ
恋羽
っえ!?
思いもしなかった。動揺や嬉しさで感情が分からない。
辰哉
でもね、ひとつだけ守って欲しい約束があるの。
先輩の約束ならなんでも守る!そう思ってたが、先輩の約束が少し変わったものだった。
辰哉
俺は、恋羽(このは)ちゃんのことを好きにはなれない...。
恋羽
...え
好きだから付き合ってくれたんじゃないの?どうして? そんな疑問が頭の中をぐるぐる駆け巡る。
でも、その言葉は何処か悲しく思えた。
短くてごめんなさい!
これは、桜田図書館様がやっていた、お試し公開です。 ⚠️私自身、桜田図書館様から、許可を得ています。なので許可なくお試し公開をするのはおやめ下さい。⚠️
上記のことを理解、そして守っていただくようお願いします。
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