コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
昔話をしよう
遠い遠い....
昔話を。
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
昔話をしよう....
遠い、遠い....
昔話を
ALICE
ALICE
ALICE
ALICE
ALICE
君はあの時、全てを救ったつもりなんだろうね。
でも、忘れてないかい?
ここはワンダーランド。
ここでは誰もが狂っている
それが当たり前。
正気に戻れば全てが退屈で
死んでしまうのさ。
さぁ、ALICE。
急がないと、遅刻してしまうよ。
僕を追いかけて
ALICE。ALICE。
ALICE。
レイ
男性
ここは光クラブの基地。
クラブにていつものように見回りをしていたレイチェル。
憐れにも迷い込んだ侵入者をメンバーと共に追い詰めようと、レイチェルは釘ガンを発射した。
しかし、釘ガンは突然故障し、侵入者に致命傷すら与えられなくなり
挙げ句にはいつの間にか自分が追われる側になっていた。
その様子を上の階からみていたニコ達。レイチェルといる階が違うため、
助けに行けず、ただ。
ニコ
逃げるように言い、急いでレイチェルを助けに向かうことしかできなかった。
男性
レイ
何てついてないのだろう。レイチェルが逃げた通路の先に道はなかった
レイ
吸い込まれそうなくらい、底が見えない。落ちたら骨折ではすまないだろう。
そして、後ろには目が血走った侵入者の男性が迫っていた。
男性
男性
男性
レイ
タミヤ
男性
レイ
ニコ
侵入者の背後には釘ガンを構えたニコとタミヤ、その後ろには雷蔵達がいた。
ニコ
レイ
男性
レイ
侵入者はやけになり、レイチェルに向かって走った。
レイチェルはこの時、全てがスローに見えた。侵入者が向かってくるその背後で
タミヤが走り、ニコが釘ガンを発射した。その釘ガンを放った時
雷蔵達もタミヤに続くように走り出す。手がこちらへ伸ばされる。
釘は侵入者の足を撃ち抜き、その場に倒れた。しかし、倒れた拍子に
レイチェルの足を払ったため、レイチェルの身体はゆっくりと後ろへ倒れた。
レイ
タミヤ
タミヤが伸ばした手を掴もうとレイチェルも手を伸ばすが
タミヤ
レイ
お互いの手は空を掴んだ。
レイチェルの視界は必死に手を伸ばすタミヤの姿が見えているのだが
その姿がだんだん遠ざかっていく。
否
自分がタミヤから遠ざかっているのだ。
レイ
落ちている。
下半身がだんだん垂直になっていく。多分凄い速度で落ちているのだろう。
タミヤ
レイ
タミヤが自分を呼ぶ声を最後に聞き
レイチェルは意識を手放した。