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一郎
左馬刻
隣で珈琲を嗜む彼に問いかけると不思議そうに見てくる。その表情すら愛らしいと一郎は目を細めて。
左馬刻
一郎
左馬刻
一郎
一郎が左馬刻に見せたのは高級な蜂蜜の瓶。とろりと輝く山吹色をきらきらと光る笑顔で持ち上げ。
左馬刻
一郎
一郎がはちみつの蓋を開き、左馬刻はスプーンを受け取れば頬杖を付き
左馬刻
一郎
左馬刻
一郎
左馬刻の口元へと一掬いの蜂蜜を運び。銀のスプーンに乗ったきらきら光る蜂蜜と甘い匂い。そんな美しい1杯よりも目の前の長く銀糸のような睫毛と瞼で半分隠されたルビーのような瞳がよっぽど美しく見え、息を呑み
一郎
左馬刻
左馬刻の細い指がスプーンを握り、一掬い。口元へと運ばれた蜂蜜に頬を染めながら口を開いて
一郎
左馬刻
一郎
一郎
左馬刻
一郎
口にした蜂蜜よりも甘くとろける彼との時間。いつまでもこの幸せが続けばいいのに、とお互い笑い合い。同時に次は離さない、離れないで。と強く願いを込めては幸せを閉じ込めるように蜂蜜の瓶に蓋を閉じて