TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
6人の騎士とお姫様

6人の騎士とお姫様

「6人の騎士とお姫様」のメインビジュアル

2

6人の騎士とお姫様 2話

♥

154

2021年10月10日

シェアするシェアする
報告する

魔導師(カル)

騎士さん達、燐花様の記憶がなくなられ理由なら私知ってるわ

KnightA‐騎士A‐

!?

そうま

燐花の記憶がなくなった理由ってなんなんだ!

魔導師(カル)

落ち着きなさい。ここだと、燐花様に聞こえてしまうので他の場所に行きましょう

ゆきむら。

どうして燐花には聞かれたら駄目なんだ?

魔導師(カル)

この場所だと燐花様の記憶を”消した”者に私が消されてしまうからね

まひとくん。

消えたのではなくて消されちゃったの!?

魔導師(カル)

だからここでは言えない

魔導師(カル)

こっちに来なさい

てるとくん

?なんだここ?

魔導師(カル)

ここは私が作り出した空間

魔導師(カル)

誰も来れないし会話も聞こえない

ばぁう

…だからここにした、と

しゆん

それじゃあ、教えて貰えるか?

魔導師(カル)

ええ

魔導師(カル)

あれは、燐花様が間違えてとある場所へ足を踏み入れてしまったことから歯車が狂いだしたわ

燐花(11歳)

何?ここ

燐花(11歳)

もう桜の季節は終わったって言うのに桜がどこまでも続いている

燐花(11歳)

季節を変えることは禁じられているはず

燐花(11歳)

でも、ここ迷路みたいになってるし、行っても行っても同じ景色が続いている

魔導師

あれー?燐花様?どうしてこのような場所におられるのですか?

燐花(11歳)

ねえあなたなんでしょこの空間をいや、異次元を作ったのは

魔導師

何の事をおっしゃっているのか分かりませんなあ

燐花(11歳)

とぼけないで!私は分かっているんだからね!

燐花(11歳)

法律によってあなたは重大な罪を犯しました

燐花(11歳)

貴方はこれによって死刑といたします!

魔導師

はあ、バレちまったか

魔導師

燐花様には俺の実験を知ってしまった

魔導師

燐花様には記憶を全てなくさせていただきます

燐花(11歳)

私だって魔術を使えるんだからね!

魔導師

俺に勝てますでしょうか?現実では勝てるかもしれませんが、ここは俺が作った空間全てが全て俺のものそんなので燐花様と言えども俺に勝てるわけがない!

魔導師

ハハハハハハハッ

燐花(11歳)

っ!…

燐花(11歳)

あ、頭が…い…しき…が…うす…れ、てい…く…

燐花(11歳)

や…だ……忘れたく…な…い………

魔導師

だから、俺には勝てないと言っただろ

魔導師

海辺にでも置いとくか

それを見ていたカル

魔導師(カル)

(り、燐花様!)

魔導師(カル)

(あいつを絶対に許さない)

魔導師(カル)

(私の大切な

友達の記憶をなくしたんだから

魔導師(カル)

と、言うことなの

まひとくん。

だから、燐花が僕らのことを…

そうま

なあなんでその時燐花を助けなかったんだ?

魔導師(カル)

燐花様はいや、燐花は国で一番魔術が強い子だった

魔導師(カル)

でも、その燐花が勝てないのだったら私には絶対に勝てない

魔導師(カル)

悔しいけど助けられなかった

ばぁう

燐花はその魔導師にせいで記憶がなくなったんだな

魔導師(カル)

ええ、思い出すことは…残念ながら不可能に近いわ

てるとくん

!な、なんでそんなのことが断言できるの!

魔導師(カル)

私も思い出してもらおうと思って色々やったわ、でも、

魔導師(カル)

燐花に頭痛が起きるだけだった

魔導師(カル)

私は燐花が苦しむ姿を見たくなかった

魔導師(カル)

私の魔術でやろうと思ったけど、感じたことがないほどの強力な魔術がかかっていた

魔導師(カル)

だから…

ゆきむら。

無理なのか…でも、燐花は燐花だ

しゆん

中身が変わっても燐花は燐花なんだもんな

魔導師(カル)

忠告しておくわ、燐花は様呼びのほうが良いわ

魔導師(カル)

思い出そうとして頭痛が起きる可能性があるから

そうま

嗚呼、わかった

ばぁう

てか、なんでお前も呼び捨てなんだ?

魔導師(カル)

私も、燐花の友達だからね

まひとくん。

そっか、あ!じゃあ、燐花の前では様呼びで裏では呼び捨てでいっか

てるとくん

燐花、あの時の燐花に戻って欲しいな

魔導師(カル)

もう、元の世界に戻すわ

KnightA‐騎士A‐

OK

燐花

!あ、みんなおかえり!

KnightA‐騎士A‐

ただいまでございます、燐花様

燐花

?…!蓮にこっぴどく怒られたんだね!

ばぁう

そうなんですよー燐花様ーー

ゆきむら。

蓮は怒りすぎだってぇーの

燐花

www蓮は何かとうるさいから

燐花

あ、ねえねえ皆はさKnightA‐騎士A‐なんでしょ?

KnightA‐騎士A‐

はい、そうですが何か?

燐花

じゃあ、何か曲歌ってよ!(#^.^#)

KnightA‐騎士A‐

(う!か、かわいい)

てるとくん

じゃあ、リクエストはありますでしょうか?

燐花

(-ω-;)ウーンあ!じゃあ、『ブラッククリスマス』歌ってよ!

まひとくん。

随分と季節外れですねえ燐花様

燐花

好きなんだからいいじゃん!

そうま

まあいいでしょうリクエストはそれだけですか?

燐花

ああ!あと、『Very』と『Splatter party』も!

しゆん

分かりましたそれでは、

KnightA‐騎士A‐

ブラッククリスマス

しゆん

ブッシュドノエルには蜘蛛のリース(ding-dong ding-dong)食べたりないや

ばぁう

靴下の中身は味気ない (ding-dong ding-dong )響け鐘の音

てるとくん

良い子はいいや(アイツに任せた)

ゆきむら。

悪い子になった(あの子に夢中さ)

まひとくん。

どこへ行くんだい(どこへ逃げるんだい)

そうま

遊ぼう?(遊ぼう?)All my love for you(オール マイ ラブ フォーユー)

KnightA‐騎士A‐

will bo Chrismas gift.(ウィル ド クリスマス ギフト)

そんなこんなで

燐花

888888888(パチパチパチパチ)

燐花

生で聴けた!

しゆん

燐花様が喜んでくれてよかったです

燐花

あのさ、お願いがあるんだけど、

KnightA‐騎士A‐

はい、なんでしょうか?

燐花

一緒に寝てくれない?

6人の騎士とお姫様

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

154

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;