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水澪(みれい)
あれは小2の夏
丁度夏休みの時だった
子供水澪
お母さん
子供水澪
あの日はやけに母さんと父さんの機嫌が良かった
お父さん
子供水澪
子供水澪
子供水澪
お母さん
お父さん
お母さん
お父さん
お父さん
お母さん
子供水澪
子供水澪
子供水澪
お母さん
お父さん
子供水澪
私の親は私を売ったんだ
それからが地獄だった
今まであんなに優しくしてくれた母と父が
自分を売ったんだと、理解するのには時間がかかった
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
そこで意識は途切れたけど
目が覚めると、異能力に、魔法が使えるようになっていた
私は、このままずっと実験され続けると思うと耐えられなかった
だから、逃げ出したんだ
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
子供水澪
逃げれば拷問器具を使って遊ばれ
逃げなければ実験され
そんな日々が何年も続いた
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
13になってしばらくして、そう告げられた
そこから一人暮らしが始まった
毎月毎月送られてくる食料や日用品
1ヶ月分が送られてくる
ゴミは毎週2回、外に出しとけば回収されてる
そんな日々が一年続いた
そして、私はあることを許された
それは、漫画やアニメ、YouTubeをみる許可がでた
そこで文ストやマッシュルの存在を知った
だから、それにどんどん沼っていった
今までの苦しみを忘れるために
そんなこんなでまた、1年がすぎた
水澪(みれい)
中原中也
水澪(みれい)
水澪(みれい)
水澪(みれい)
太宰治
水澪(みれい)
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