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大切なもの 第一話

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大切なもの 第一話

1 - 大切なもの 第一話

♥

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2019年03月01日

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ドラ子

お母さん...私、不安だよ

大丈夫、今までたくさん努力したでしょ?自分を信じなさい

大丈夫、絶対受かってるから

ドラ子

お母さん...

ドラ子

...あ、あっ...た!お母さん、あったよ!

ど、ドラ子...よかった...

受験お疲れ様...本当におめでとう

私は中学で吹奏楽部を三年やっていた

私の家は音楽一家で、みんな吹部に入っていたので、ほぼ強制で吹部に入ったのだ

お母さんは私を吹部が強い高校に行かせたかったらしくて、私は吹部の全国大会で毎年のように金賞を取っている、ここ「桜丘高等学校」に受験をしたのだ

教室

朝、私が授業の準備をしてすわっていると、二つに結っている女の子が話しかけてきた

???

おはよ!

ドラ子

お、おはよう

???

名前なんて言うの?

ドラ子

...橘ドラ子

???

ドラ子ちゃんかぁ!

優芽

私は浜名優芽!よろしくね〜

ドラ子

よろしくね

優芽

ねぇねぇ、突然だけど、部活なににする?

ドラ子

吹部かな

優芽

吹部かぁ!強いもんね、桜丘は💪🔥

ドラ子

浜名さんは?

優芽

私は美術部

優芽

絵が好きなんだ〜!🖌

ドラ子

そうなんだ

月日が流れ、私は吹部に入った

担当楽器はパーカッション、打楽器だ

中学からやっていた楽器でよかった...そう思っていた

...でも、強豪校の練習は死ぬほどキツかったのだ

早苗先輩

ちょっとドラ子!そこなんとかしてってば!もうコンクールまで時間ないんだから!

パーカスの先輩の、早苗先輩

早苗先輩はイライラしていた

ドラ子

ご、ごめんなさい...

しかし、イライラしているのは早苗先輩だけではない、全員だ

全員がコンクールのストレスでピリピリしていた

夏帆先輩

返事小さいんだけど、ちゃんと返事してよ

ドラ子

ごめんなさい...次から気を付けます...

夏帆先輩

まだ小さい

ドラ子

はい...

夏帆先輩

小さいっての!

ドラ子

は、はい...!

夏帆先輩

チッ....

こんな感じで、私は毎日泣きそうになりながら部活に行っていた

正直、もう辛い

部活、やめたいな...

優芽

ドラ子ちゃん!

ドラ子

浜名さん...

優芽

堅苦しいなぁ、優芽でいいよ

優芽

ってか、なんか元気ないね、どしたの?

ドラ子

...吹部が辛くて

優芽

そっか...

優芽

あ、今日も部活ある?

ドラ子

え、今日は無いけど...なんで?

優芽

じゃあさ、小澤先生のとこ行こ!

ドラ子

え、小澤先生って、美術部の?

ドラ子

私美術部じゃないし、怒られちゃうよ

優芽

大丈夫大丈夫!小澤先生に会お!ね?

ドラ子

わ、わかった...よ

放課後

優芽

先生!

小澤先生

ん?

優芽

あ、いた!

小澤先生

今日は美術部ないぞ

優芽

わかってますよそんなこと!ww

優芽

今日はちょっと用事があって来たんです!

小澤先生

用事?

優芽

ドラ子ちゃんに、絵を教えてあげて下さい〜!

ドラ子

え、ちょ、優芽...

小澤先生は一瞬びっくりした顔をしたけど

すぐににこっと笑ってくれた

小澤先生

しょうがない、やってやるか

優芽

ありがと、先生!

こうして私は、絵を教えてもらうことになった

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