HAPPY HALLOWEEN🎃 自分血ハロしか考えられなくてぶっ倒れそうです。。 今回はばじふゆのハピエン回となります! クリープハイプの二十九、三十 という歌詞から話を書かせて頂きます。
⚠️現代パロ(場地さん生きているif) ⚠️主の自己満創作なので本誌とキャラが異なる場合があります ⚠️微死ネタ含まれております。 ⚠️地雷の方は読むのをお控えください。
千冬視点
千冬
千冬
場地 圭介 そう表記された墓石の前に座る。 古くなり枯れてしまった花を捨て、新しく綺麗な花を添える。
線香の香りが漂う中で俺は彼のことを思う
千冬
千冬
千冬
10月31日 この日が俺にとってどんなに苦痛な日になるか考えてすらいなかった。
自分の中でまさかこんなにも早く彼が離れるとも思っていなかった。
武道
武道
鼻がツンと痛くなった時に彼の声が聞こえた。
千冬
千冬
武道
彼はそのまま俺の隣に座って深く手を合わせた。
とてつもなく重い何かを背負っているような、 険しい顔をしていた。
武道
千冬
武道
千冬
武道
この時の俺はコイツが何を言っているのか分からなかった。 彼が死んだ事で頭でもいかれちまったのでは無いのか、、
武道
武道
千冬
何故俺もここで納得してしまったのか分からない。 けれど、彼の表情を見て少し期待してしまっていた。
それから俺は 報われる日が来るまで いつでもないいつかを待った。
毎日彼の墓へ行って手を添える。 最近アイツがタイムリーパーだって事も聞いた。
初めは信じられなかったけれど、今までの行動を見る限り信じる以外何も無かった。
千冬
あれから2年程過ぎたのだろうか、俺は高校生になっていて、段々悲しみも和らいでいた。
千冬
情けないとは分かっていても毎度考えてしまう。
もういつでもいいから、報われる日を決めてくれ。 ただ期待して終わるのだけは嫌だ。
千冬
制服に着替えいつものように家を出る。
教室はいつもと変わらない。 もしここに場地さんがいたら…なんて事も考えてはいたが今は考えることが無くなった。
先生
先生
朝のHRで先生が話したことが耳に入る。
千冬
俺も場地さんに見られてねぇかなぁ……
いや、場地さんに見られてたら恥ずかしいわ、、 てか俺なんて事考えてんだよ!
もうアンタでいいから見ててよ。 そうだよなだから"誰か"か
放課後
武道
千冬
いつも通りの時間が過ぎる。 毎日が早くて彼が遠ざかる。
俺の中の彼は止まっていて、けれど俺は進んでいって……
千冬
武道
千冬
武道
立ち止まり話す俺に対し武道はヘラりと笑い返す。
ずっと誰にも言えなかったけど、今なら言える。
千冬
彼と会った日から彼が死んだ日。 彼が死んだあとの日を全て話した。
千冬
千冬
弱々しく濁った声が出る。 スッキリしたような、思い出して泣きそうな気分だ。
武道
武道
千冬
武道
今の彼は未来の彼じゃない。 またあの言葉を話してくれないかと期待してしまった自分がいた。
千冬
明日の朝恥ずかしくなるいつものやつだ。
武道
千冬
ずっと誰にも言えなかったけど、ザビなら言える。
それから数日が経った。
いつものように朝を迎える。
千冬
千冬
母
千冬
母
千冬
母
そのまま無理矢理起こされ結局制服に着替える。
母
千冬
千冬
千冬
武道
本音を言えば笑われる。
千冬
武道
千冬
丁度いいところは埋まってて 今更帰る場所もない。
現代
千冬
一虎
千冬
一虎
千冬
千冬
一虎
一虎
千冬
まだ彼は居ない。 今ここに彼もいたらな、、
現実を見て項垂れる
千冬
一虎
千冬
一虎
一虎
理想を聞いて呆れ返る。
あの時武道が話した言葉を何となく残ってみたものの。
千冬
10月31日
一虎
千冬
一虎
千冬
一虎
千冬
もしも生まれ変わったならいっそ家電にでもなって。
千冬
千冬
枯れた花を捨て新しく綺麗な花を添える。
線香の香りが漂う中で深く手を合わせる
何も言えず黙ったまま空気を読んだ振りをして
遠くから見てるだけの俺みたいだし
千冬
何故か3つのケーキを買ってしまいつい自身の行動に嫌気がさす。
千冬
車にエンジンをかけた途端、覚えのない記憶が中に入る。
その記憶の中に彼がいた。 死んだ彼じゃない…一緒に住んでいる彼だ。
千冬
急いで車を飛ばす。 早く帰らないと、早く、早く、
あー、なんかもう恥ずかしいぐらい行けるような気がしてる。
千冬
記憶を辿り涙が浮かぶ。 ペットショップのエプロンを着て無邪気に笑う彼
動物に嫌われる一虎くんを見て笑う彼 いまだに好きなペヤングを食べている彼
千冬
千冬
明日の朝恥ずかしくなるいつものやつだとしても
ずっと誰にも言えなかったけどサビなら言える。
車から降り急いでドアを開く
一虎
一虎
千冬
場地
あぁ、彼だ。 体が震える。
場地
一虎
場地
千冬
頬からぼたぼたと雫が垂れる。
場地
千冬
前に進め前に進め 不規則な生活リズムで
一虎
一虎
場地
一虎
場地
千冬
ちょっとズレる、もっとズレる 明日も早いな
千冬
場地
優しく彼は俺を撫でる。 彼の暖かい体温にさらに涙が出た。
武道には感謝しても感謝しても感謝しきれない。
信じてよかった…
前に進め前に進め 不規則な生活リズムで
ちょっとズレる、もっとズレる 明日も早いな
一虎
場地
一虎
一虎
場地
一虎
場地
一虎
一虎
場地
場地
一虎
場地
優しく彼は寝ている俺に呟いた。
前に進め
ここまでです! 少し長くなってしまい申し訳ないです…、自己満すぎて話ぐちゃぐちゃですが申し訳ないです…💦
ご視聴ありがとうございました!
コメント
5件
やっばい泣いちった.........
Twitterのまそらさんが書いたやつにちょっと似てた!!とりまめっちゃ感動しました😭
忙しい中HELLOWEEN書いてくださって…(இдஇ`。)ありがとうございます!! 今回もいつも通りめっちゃ尊いよ。うん。お体に気をつけて、これからもずっと応援してます!!リアルでもファイトなの!!