鉄の処女と夢見がちなお姫様
みんな
(タイトルエグッ)
朱里
スーッ
朱里
エリザは夢見がちなお姫様Hi!!!!!
悟
(ん?意外と明るい?)
朱里
時は16世紀舞台はルーマニアのニトーテ地方
傑
(説明入った)
朱里
小高い丘にそびえる居城惨劇の舞台
朱里
チェイテのお城のお姫様
鰤子
(お姫様か…)
鰤子
(変わって欲しいなぁ)
朱里
後世に伝わる記録で殺した娘は600から700人
みんな
( 'ω')ファッ!!?
朱里
人類史上最大の殺戮女王
朱里
エリザが城嫁いた御年15無垢な箱入りお姫様
朱里
エリザの血統バートリ家はトランシルヴァニアの名門貴族
朱里
一族に小児狂、色情狂、悪魔狂、異常な親類その血を辿ると
朱里
「あの男」がいる
硝子
(あの男?)
朱里
エリザは夢見てた
朱里
ドレスに宝石舞踏会で踊る日々
朱里
エリザは泣いていた
朱里
憧れた王宮生活とは程遠い日々
朱里
エリザは恐れてた
朱里
義母のしつけと義母派の侍女の冷笑
朱里
そんな彼女の唯一の楽しみ本から得る知ビサンツ伝来
朱里
「黒魔術」
朱里
各地の戦で帰らぬ夫に代わりお城を牛耳る独裁者
朱里
苛烈極めたしつけとお城に閉じ込められたエリザの心は壊れてく
朱里
時は流れ憎い義母は死にエリザの復讐劇は始まる
朱里
折檻を超えた鞭の雨あられ
朱里
義母派の侍女の粛正始めたその時起こった
朱里
エリザに血が付いた
朱里
激しい折檻の末にそれは起こった
朱里
エリザは震えてた
朱里
かつて無い興奮、恍惚、オルガムズの域
朱里
エリザは剣を持つ
朱里
我を忘れ手当たりしだいにそれを振る
朱里
我にかえった足元にはデタラメ肉塊1588.12.14
朱里
いよいよここから始まる惨劇前代未聞の殺戮劇
朱里
血がほしい若い娘の
朱里
集めろ集めろ各地の生娘
朱里
血を集めるため執行された殺戮方法多岐にわたる
朱里
目玉をえぐる指を切り落とす腸を剥ぎ取る下顎外す
朱里
小さな箱の内側刃を敷き詰め娘を押し込み吊るす
朱里
あらゆる拷問器具の中でエリザが最も愛したそれは
朱里
あまりの酷さと異様な形状で
朱里
後世に轟く
朱里
「鉄の処女」
悟
(アイアン・メイデン?)
朱里
奉公先の城から帰らぬ娘の噂は街から街へ
朱里
けれども確たる証拠も無い上
朱里
名家に楯突くことなどできずに
朱里
ここに勇気ある娘現る名前はフローラ出自はワラシア
朱里
悪魔の所業を白日にと自ら奉公名乗りあげる
朱里
鉄の子ロープを衣服の内側に縫い付け死の恐怖と戦いロザリオを握りしめ
朱里
1610年12月30日ハンガリー王国総監トゥルゾ伯爵の調査隊が城の門を叩く
朱里
チェイテの城から逃れた娘が王への告発に成功
朱里
異様な臭気が城内を包み
朱里
庭を掘っても壁を掘っても
朱里
死体死体死体死体
みんな
(うわぁマジか)
朱里
逃げることも抵抗もせずに
朱里
自室にエリザは無邪気に座り
朱里
「お待ちしてました伯爵様、今から紅茶をお持ち致します」
朱里
後日の法定でトゥルゾは語る
朱里
「まるで世間を知らない無垢な少女のようだった」と
朱里
エリザはずっと夢の中
みんな
ポカーン
朱里
ハァハァ…
朱里
疲れた…
100点
朱里
うぇーい⤴
悟
これってなんの歌?
朱里
これ?
朱里
えとね
朱里
エリザベート・バートリっていうお姫様の歌
傑
これって実話なのかい?
朱里
実話だよニコッ
みんな
ヒッ…