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お母さん
私
母は優しく、外出すると いつも私にお菓子や、おもちゃを お土産で買ってきてくれた。
父のことは、大嫌いだった。
お父さん
私
お父さん
母がお土産にくれたお菓子や、おもちゃを いつも私から取り上げた
父に奪われたお土産は、 二度と戻ってくることはなかった
お父さん
お母さん
そして両親の部屋からは、 父が母を厳しく怒鳴りつける声が 聞こえてきたのだ
私
願いは、全く逆の形で叶ってしまった。 両親が離婚し、私は、父に引き取られたのだ
何故、母と引き離されたのか 一切の説明もなく、会うこともおろか、居場所を、 聞くことさえ許してもらえなかった
そして、父は変わらず 私に厳しく当たった
お父さん
父の管理は執拗(しつよう)なまでに厳しかった。
私は、ますます父が嫌いになった
母の行方が知れたのは、 数年経った頃だった
お父さん
母のことを話しているのだと理解出できた
父が外出した後、電話代に残されていた、 メモには、電話番号。 私は、電話番号から住所を 割り出せる程度には、知恵を付けていた。
私
割り出した住所に向かった。
着いた先は、
警察
刑務所だった。
私
問い出すと父の厳しい顔に悲しみが浮かんだ
語られていた事実に、私は、立っていることが出来なかった。
母には、窃盗癖があった。
幼い頃私に買ってきたれた お土産の数々はすべて 母が万引きして手に入れたことだった。
その度に父は、母に叱りつけ お店に土下座して許しをもらい続けた
だが、ついに庇えきれなくなる時が来た
母は収監され、離婚に及ぶことになったのだ。
お父さん
お父さん
私
私と父は、部屋に座り込んだまま、泣き続けた。
先日、母が刑期を終えて、 釈放されたと聞いた。
今は、アパートで一人暮らしをしているようだ。
会いに行ってもいいと、 父は、住所を教えてくれた。
私は、今でも母が大好きだ。
私
幼い頃にくれたお土産も、間違いなく 私への愛だったのだろう。 ただ、方法が間違っていただけ。
だが、母の家に行ってお菓子や、 お茶でもてなしてくれたなら…… 私の家に呼んで、お土産を持ってきてくれたのなら……
果たして、それが盗んだものでは、 ないと私は、信じきれるのだろうか? もてなしを拒んだとき、母はどれ ほど悲しげな顔をするのだろう……?
それを思い、母には
未だに会うことが出来ないのだ。
最後まで見ていただいてありがとうございます! このお話は、漫画れりあさんの漫画を、真似させて頂きました! 真似しちゃってすみません( ˊᵕˋ ;)💦 漫画れりあさんは、YouTuberをやっているので見てみてください! なんか、私がゆっちゃってごめんなさいm(_ _)m ( ´ ▽ ` )ノマタネ