小ネタ解説
ネタバレを含みます 一通り読んだ後でご確認下さい
①地球は一度死んでます
伏線として、 他の星について知らなかったり 火星に一度殺されている様な記述があったり 月との関係が短かいと言われたり 太陽を唯一『母』と呼ぶ事 がありました
②金星のキャラブレ
金星は一人称が『僕』の時と 『私』の時があります
また、喋り方なども2種類あります
地球からは 夜明けと夜入り、 2種類の金星を見ることのメタファーです
そのため、他の星は違和感を持ちません
③天王星と海王星のキャラ
同じ、『氷の星』ですが 氷のイメージを二つに分けています
天王星は冷血、冷酷
海王星は理知的、クール
さらに天王星は逆の公転をするので 一見真逆のキャラクターに見えます
今回の事件を一番どうでもいいと思っていたのは天王星です
余談ですが、海王星を『ブループラネット』 という表現を使いましたが この話を書いてる途中で海王星は白いと 発表されました タイミングが悪い
④木星が手を上げた理由
木星は、自分の持つ衛星を『太極館』 に落とそうとしていました
触れてなくても、自身の持つ衛星は引き寄せることが可能です
あそこで殺さなければ 太陽以外全員死んでいました
⑤火星が殺人に走った理由
火星は他の地球型惑星を羨んでいました
序盤で『金星でも地球でもいい』 と、言っていたのは僻みを込めた 僅かな皮肉です
水星はその場にいなかったので 除外されています
特に、豊かな地球を僻み、 殺そうとしてします
というか一回殺しました
その時は幾人かにバレつつも 証拠がなかったので 裁かれませんでした
⑥参考作品
西尾維新先生の『悲衛伝』 TYPE-MOONの『鋼の大地』 を参考にしました
⑦初期構想
初期構想では死ぬのは火星だけの予定でした
タイトルも『火星殺人事件』
地球の能力は『動物と話せる』 月の能力は『兎になれる』 という構想がありました
⑧十角館の地図?
恥ずかしながら未読です fgoのペーパームーンを読んで思いつきました