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案内された部屋のベットでため息をつく
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さっき僕のことを保護してくれた少年少女が住んでいたのは、魔法騎士団というこの国の警備隊だった
魔法騎士団は一般人入れないし、一生関わらないと思ってたんだけどな...
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僕のことを助けてくれた少年少女2人組レイアさんと天音君
部屋まで案内してくれた奏音さん
あと、まだ名前はわかんないけど灰色髪に赤目の少年と
ないちゃんより色素が薄いピンク髪のツインテールの少女
全員が整った顔立ちをしており将来が楽しみな顔だった
ブーブー
スマホが振動して通知を確認する
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僕の家出の元凶からのLINEだった
これだけではない、今日の朝から数え切れないほどの電話やLINEが来ているが全て無視している
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昨日晩御飯前に、相方である彼と喧嘩をした
喧嘩の内容はくだらないと自分でも感じる事だったけど僕も相手も自分が悪い事は認めなかった
もちろんメンバーは僕らの喧嘩の仲裁をしてくれたけど、だんだん日頃の僕の行いの指摘へとも変わっていった
そして、最終的に僕が悪い流れになってきて僕の感情がぐちゃぐちゃになって溢れてしまった
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初兎
2階の自分の部屋に駆け込み鍵を閉めた
その日は晩御飯も食べず、部屋から出ていかなかった
嫌だった...たぶん初兎ちゃん以外のメンバーも僕への注意が大きくなっちゃっただけだと思う
それでも嫌だったんだ...だから僕はとある事を決めた
ガチャ...
朝、まだ誰も起きていない時間に起きて置き手紙を机の上に置く
もう...みんなの顔はしばらく見たくなかったから
これが今の僕の1番の選択だから
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昨日の夜にまとめて置いた荷物の入ったキャリーケースを引っ張って家に別れを告げた
コンコン
レイア
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ガチャ...
レイア
-hotoke-
レイア
手に持っていたダンボールの中から少し大きいサイズのパジャマをくれる
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必要最低限の荷物しか持ってきていなかったので本当にありがたい
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レイア
レイア
レイア
-hotoke-
レイア
-hotoke-
レイア
ガチャ...バタン
レイア
レイア
ブーブー
レイア
先程までほとけさんが座っていたベットに放置状態のスマホは呼び出しの画面
レイア
ここで出ないと後悔する気がする...
レイア
電話に出た途端、切羽詰まった声が聞こえる...でも声色はどこか安心していた
ほとけさんがずっと連絡を取っていなかったとするのなら安心したのも納得だ
レイア
そういうと向こうから聞こえる音が大きくなる、音を拾う範囲が広がったからだろう
さすがにずっと何も話さないのはまずい
とりあえず無事を伝えるか
レイア
レイア
地を這うような低く圧のある声がする
それだけで部屋の空気感が変わった
レイア
レイア
こちらから引き渡してもらおうとしてる...なんか誘拐犯みたいになってない?
レイア
レイア
レイア
レイア
レイア
レイア
それだけは譲れない
レイア
レイア
レイア
レイア
何言ってんだろ
なるほど、とりあえず私の情報を握って、もしもの時のために使うのか
レイア
相手に信用を持ってもらうには自分の情報を開け出すしかない
レイア
レイア
苦笑いをしながら時計を見上げる
そろそろ帰ってくる時間だった
レイア
レイア
レイア
レイア
レイア
スマホを元の位置に戻し荷物わけを再開しようとした時扉が開く
リン
レイア
青髪の上品なボブカットに青眼、私より1個年下の14歳日野凛菜 あだ名:リン
リン
レイア
リン
レイア
リン
リン
レイア
レイア
リン
レイア
レイア
コメント
7件
次参加者全員出るよー
説得行くぞー!(誰目線??)