テラーノベル
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深夜三時、寝静まった頃。それを実行することにした。
五十嵐大呉
ノックしても返事がない事を確認して部屋に入る。大呉と違って子供を作る使命が無いためか、部屋が比較的小さい。その小さな部屋の小さなベッドにりょうぼーは居た。すやすやと安眠している。
五十嵐大呉
行儀良く揃えられた手をガシリと掴んで手錠を掛ける。それでもされるがままで起きる気配はない。
五十嵐大呉
それもそのはず、りょうぼーは夕食に睡眠薬を混ぜられたためだ。大呉はこの世界では子供を作る使命の代わりに神様同然の高い地位を得ている。そのため、侍女に薬を混ぜさせる指示など、どうということはない。
五十嵐大呉
全てはりょうぼーのタメ口を聞くためだけにである。大吾は変なところに情熱を注いでいる。これは間違いなく、まじで気持ち悪いと言ってもらえるだろう。
五十嵐大呉
五十嵐大呉
りょうぼーにいつも話しかけようとすると少し距離が開く。人見知りか知らないが、なぜか大呉は警戒されていた。それが今なら顔をべたべた触っても、頭を撫でても怒られない。拳骨が飛んでくることを警戒したが、左右で色が違う腕はだらんと垂れ下がったままだ。これほど至近距離で顔を眺められるのもなかなか無い。
五十嵐大呉
五十嵐大呉
五十嵐大呉
五十嵐大呉
夢の中で見た部屋と同じ格子がついた黒い部屋までりょうぼーを誘拐する。事前に女王リリーや宰相クロエからの許可を得て、城の地下室を借りた。前は盗賊マルティナが閉じ込められていたところでベッドだけでなく、拷問器具までずらりと並べられている。
五十嵐大呉
中央の硬いベットにりょうぼーを転がす。まだまだ寝足りないのか紺色の目を開ける様子はない。
五十嵐大呉
鍵を掛けて、まだ起きないりょうぼーを監禁部屋に閉じ込めておく。それから、大呉は侍女やらリリーやらクロエやらに呼び止められることになり、この部屋に戻ってきたのは二時間後になった。
りょうぼー
りょうぼー
りょうぼー
りょうぼー
大呉が部屋を出た一時間後、りょうぼーは起床した。それから、大呉が戻る一時間後までりょうぼーは監禁されっぱなしになることが確定した。
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