優
終わった!
西原は大声を上げて大きく腕を伸ばした
翔
先輩、俺と2人切りで良かったですね?じゃなかったら今頃先輩、恥ずかしさのあまり顔真っ赤ですよ
近藤はコーヒーを飲みながら呆れて言った
優
別にいいだろ?この爽快感堪らない!って、近藤…お前は終わったか?
翔
勿論。先輩が終わった5分前に
近藤は可愛くピースをした
優
あはは。本当に生意気な後輩
西原は近藤の頭を軽く叩く
翔
痛。って…先輩、大丈夫ですか?今、19時ですよ?確か花火って19時半からでしたよね?
近藤は自分の腕時計を見て西原に時間を伝えた
優
まじかよ!
西原と近藤は書類を片付けて鞄を手に取り、急いで会社の入り口まで階段で駆け下りた
優
何でこの日に限ってエレベーター故障中なんだよ…
西原は文句を言いながら入り口前に着いた
・後輩の優しい嘘
翔
本当。今日、先輩厄日でしょ?
続いて近藤もやって来た
優
うるさい。でも近藤、今日は本当にありがとう。必ずお礼する。じゃあまた!
翔
いえいえ。いってらっしゃーい
近藤は手をふらふらっと振り、西原はダッシュで行ってしまった
翔
…先輩、ごめんなさい
近藤はそう言って腕時計をチラっと見る
翔
まぁ先輩なら笑って許してくれるでしょう!さて、俺も行きますか〜…あの人の所に…
近藤は西原と逆の道に足を進めた






