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街中
怪我を負ったppに肩を貸しつつ、路地裏に逃げ込む。
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血塗れになった服のポケットから、 ppは手のひらほどの大きさの小箱を取り出す。
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私の部屋
私
私
私
私
私が最近ハマっているのは
チャット小説投稿アプリ 「CHULLER」。
そこでは自分の作った作品を見てもらってハートやコメントを貰うんだけど…
私
私
私
私
私
「CHULLER」内
ひまり
ひまり
私
私
私
ここで常連さんの言った「チーマウス」とは…
私が好きな最近流行りの男性歌い手グループのメンバーを、ネズミ(マウス)のキャラクターに変えて
都会で正義のチーマーとして活躍させながら、汚い大人達や敵対チームと戦う物語。
…実在するグループの人物をネタにして作品を書く、 いわゆる「nmmn」である。
私
私
私
私
私
名無し
名無し
名無し
私
私
私
CHULLER運営
CHULLER運営
CHULLER運営
私
私
私
私
CHULLER運営
CHULLER運営
私
私
私
私
ある日、私の家にて
私
私
私
_____様へ
私共は歌い手グループ「○○○」をプロデュースする会社の者です。
私
私
この度、私共はあなたに対し
肖像権侵害による、損害賠償を求める 裁判を起こそうと裁判所に相談し、
この度手紙を送らせていただきました。
私
私
しかし、我々としてもそれは最終手段として考えており、
まずは私共と_____さんによる話し合いをしたいと思っています。
○月○日、××裁判所へ出頭して下さい。
私
私
私
××裁判所 面談室
裁判所職員
裁判所職員
裁判所職員
私
マネージャー
紫音君
黄瀬君
やけに無愛想なマネージャーの横に座っているのは…！
私
私
紫音君
マネージャー
黄瀬君
マネージャー
黄瀬君
黄瀬君
マネージャー
紫音君
紫音君
私
愛しの紫音君に話しかけられた！
それだけでも顔が綻んでしまうのに…！
私
私
紫音君
紫音君
紫音君
紫音君
私
私
紫音君
紫音君
紫音君
私
信じられない。
グループを応援、宣伝している私が 「不愉快」…？
紫音君
紫音君
驚きのあまり紫音君の顔をまじまじと見る。
…
そこには静かな怒り、いや軽蔑が込められた冷たい目で私を睨む紫音君の顔があった。
その視線に耐えられず、私は俯く。
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
私
私
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
黄瀬君
紫音君
紫音君
紫音君
私
2人の顔を改めて見る。
程度の違いはあるものの、2人とも怒っているのは間違いない。
マネージャー
マネージャー
マネージャー
ひょっとしたら損害賠償を支払うことになってしまうのかもしれない。
そうなったらパパやママが払ってくれるとは思うけど…
私
私
私
私
#TELLER文芸部 作品
テーマ:ネズミが出てくる物語
お題:背景は黒、青、ピンクのみ、アイコンはSNS風アイコン限定
コメント
39件
FF外から失礼します！ 二次創作ってわかってない人達多いですよね…… 特にいちごの王子ファンは。 本人達がどう思うか･人の気持ちを考えて創作をして欲しいと思いました！
＊yrとppって何だろうと思ったら色を表しているのですね！ 緋月くんはrd,蒼宮くんはbuですね！(*⁰▿⁰*) ネーミングのセンス大好きです！＊最近のTELLERの問題を分かりやすく説明されていたので、この物語を読んでnmmn禁止と気付く人も多いのではないかなと思いました！ ＊最後の展開がかなりリアルだったので、nmmnを書いていない自分でさえ恐怖を感じました...！
直接注意するよりも、物語にした方がリアリティがあって守ろうと思えますね！ 私としてはナマモノを書く人の気持ちが分からなかったのですが木野さんの作品ではそういうのを書く方の気持ちも書かれていて分かりやすかったです！ 主人公が最後に本人達に注意されるのを見て失礼ですが清々しました。
